デパルマ

悪魔の手毬唄のデパルマのレビュー・感想・評価

悪魔の手毬唄(1977年製作の映画)
2.0
タイトルが怖すぎる。その上舞台が鬼首村と言うのだから確信犯。会話に出た第三者の顔を一瞬だけモンタージュする手法は品はないが分かりやすい。が、なにぶん人物相関が入り組んでいて(登場人数35人!)混乱するのでどうせなら全編に渡って第三者の顔を差し込んでほしいくらいだった。加藤武とは初対面の設定なので「犬神家の一族」とは時系列が前後するのかと思いきや名前が微妙に違うため別人っぽいし草笛光子も大滝秀治も別キャラとして登場する。とにかく編集以上に撮影がダメダメで2時間半が苦痛だった。白石加代子の演技に他の俳優との圧倒的な格の違いを見た。
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