食パンさんの映画レビュー・感想・評価

食パン

食パン

23歳元舞台人。吹替狂。

映画(1158)
ドラマ(145)

刑事ジョー/ママにお手あげ(1992年製作の映画)

3.0

スタローン扮する刑事が、いつまでも子供扱いしてくる年老いた母ちゃんと一緒に暮らしながら事件を解決するバディコメディ。息子のアルバム持ち歩く過干渉ママンが超うぜえし、普段のスタローンとのギャップに笑う。>>続きを読む

デッドフォール(1989年製作の映画)

2.5

メガネにスーツ姿のインテリ刑事スタローンとチンピラ警官カート・ラッセル、凸凹コンビのコップアクション映画。絶望的に面白くない。雰囲気はありがちな80年代アクションだが、見せ場のために拵えたような脚本と>>続きを読む

ランボー 最後の戦場(2008年製作の映画)

2.5

監督シルヴェスター・スタローン。62歳となった?ランボーは、虐殺の横行する軍事政権下のミャンマーに住むカレン族の人々を消耗品野郎どもと一緒に闘う!という『エクスペンダブルズ』の元ネタ。『ミャンマー政府>>続きを読む

ランボー3/怒りのアフガン(1988年製作の映画)

3.0

通称「最も暴力的な映画」。平穏な生活を求めるランボーに、闘いがお前の本質だと口説く大佐の心ない一言にカチンと来たのは私だけではないはず。闘いの傷は闘いによってしか癒すことが出来ないのか、という本作の命>>続きを読む

ランボー/怒りの脱出(1985年製作の映画)

3.5

消耗品ランボーの無双映画。ランボーとベトナム兵/ロシア兵のギリギリの攻防は手に汗握るし、賠償金を拒絶し政治的判断を下す官僚主義のマードック司令官と、現地で戦争を見てきた人道主義のトラウトマン大佐の丁々>>続きを読む

ランボー(1982年製作の映画)

4.0

シルヴェスタースタローンの無双映画という勝手なイメージがあったから、冒頭の悲壮感漂うスタローンが朝鮮戦争の拷問で受けたトラウマがフラッシュバックして暴れ出すさまに衝撃受けた。彼が乱暴なのはPTSDの反>>続きを読む

タグ(2018年製作の映画)

3.0

おっさんになっても童心を忘れず、毎年ある時期になると命がけで「鬼ごっこ」をするライフスタイルは尊敬できるが、中盤から同級生ノリで下ネタとかよく分からんノリとかをぶっ込んでくるところが全然笑えなかったし>>続きを読む

名犬ラッシー/家路(1943年製作の映画)

2.5

名前は聞くけど誰も観たことがない映画版「名犬ラッシー」あるいは「飼い主を訪ねて三千里」。離れ離れになった少年と飼い犬ラッシーの友情と冒険を描く。冒険を通して成長するのは少年少女ではなく名犬ラッシーだ。>>続きを読む

ヘレディタリー/継承(2018年製作の映画)

3.0

「直近50年のホラー映画の中の最高傑作」「21世紀最高のホラー映画」などとこれ以上ない程絶賛されたせいでかなりハードルが上がった状態で鑑賞。観客の精神も崩壊するほどのショッキングな35分辺りの出来事に>>続きを読む

テルマ(2017年製作の映画)

3.0

少女から大人になる過程で同性に恋をしたある女の子の物語。アンニャの手に触れようとするが身体がそれを拒み、硬直し小刻みに震えだす。病気ゆえの発作か、厳格なキリスト教徒ゆえか。主役の女の子の鬼気迫る演技が>>続きを読む

悪魔のいけにえ(1974年製作の映画)

3.0

『40周年記念版』を鑑賞。何より無名俳優達のごちゃごちゃした喜怒哀楽を捉えるドキュメンタリータッチの撮影が素晴らしい。突然のテレンスマリックみたいな逆光撮影には舌を巻いた。怖いかどうかはよく分からない>>続きを読む

IT/イット “それ”が見えたら、終わり。(2017年製作の映画)

3.5

オリジナル版未見。それぞれトラウマを抱えた少年少女が仲間になって“それ”と闘うジュブナイルホラー映画。吃音、家族の喪失、虐待、いじめ、暴力被害、見た目問題、喘息etc…多くの人が自分に似た性質を見出せ>>続きを読む

お嬢さん(2016年製作の映画)

4.0

エロの解釈、アイデア、美術、撮影、俳優、お金のかかり方から言っても尋常じゃない。『女王陛下のお気に入り』に影響与えてるんじゃ…和洋折衷のゴシックホラーな導入から、なんと思いも寄らぬエッチなサスペンスに>>続きを読む

アダムス・ファミリー2(1993年製作の映画)

3.0

こういう話かなあ、こういうテーマかなあ、と思ったやつ全然関係なくて、ラストも呆気にとられて笑っちゃった。全然意味わからないけど、楽しいからいいや!ジョーン・キューザックってこんなエロエロお姉さんもやっ>>続きを読む

アダムス・ファミリー(1991年製作の映画)

3.0

子供の頃に親しんだクリスコロンバスの映画やティムバートンの映画みたいにヘンテコで楽しい映画!まあMIBにも親しんだけど!意味わからんけど、めちゃくちゃ楽しい!キャラや世界観や音楽が魅力的で吹替はどんな>>続きを読む

クワイエット・プレイス(2018年製作の映画)

3.0

エミリー・ブラント姐さんが、最後のシーンで銃をカチャってするところカッコ良すぎた。製作にマイケル・ベイが噛んでるとは思えないほどミニマムで、めちゃくちゃ怖かった。劇場で静かにひとりで観るか、夜中に静か>>続きを読む

エスター(2009年製作の映画)

3.5

進むほどに、面白くなるし怖くなる。母親を精神的に追い詰めていく最低最悪のサイコキッズ、エスターちゃん。聾者(或いは盲者)の視点を入れることで観客の神経を過敏にする手法は『クワイエット・プレイス』や『バ>>続きを読む

チャイルド・プレイ(1988年製作の映画)

2.5

見た目はオモチャ、中身はおっさん。その名もチャッキー!の狂気の皆殺し暴力映画。『エスター』がこの影響下にあるのか知らないが、あっちの方が見せ方が上手くて数段怖い。こちらはチャッキーのアイドル映画なので>>続きを読む

人生の特等席(2012年製作の映画)

3.0

当時82歳のクリント・イーストウッド主演作(現在89歳!!)。新しい価値観を受け入れられない老スカウトマンの生き様。アナログ人間、男性社会、古い価値観…イーストウッドが凄いのはどんどん古くなっていく自>>続きを読む

アラバマ物語(1962年製作の映画)

3.5

ヤバイ。大傑作。めちゃくちゃ観やすいし抜群に面白いジュブナイルかつ、子供の主観で黒人差別を描く社会派映画。弱い立場の黒人を弁護する父親の台詞『何を言われようともこのことで喧嘩はするな』がまるでキング牧>>続きを読む

クラッシュ(2004年製作の映画)

3.5

アメリカに行ったことも住んだこともないけど、アメリカ人がどんな思いで生活してるのか、トランプ政権がなぜ支持されるのか、少しだけ分かった気がする。ステレオタイピングや人種差別をする者、される者、しない者>>続きを読む

ウンベルトD(1951年製作の映画)

3.0

ヴィットリオデシーカ監督のネオレアリズモの極限。家賃が払えず時計を売り歩く70歳の老人の惨めな生活と、年金問題、相対的貧困、立退きなど立ちはだかる障害を徹底的に描く。みんな自分のことしか考えてない生き>>続きを読む

ベンジャミン・バトン 数奇な人生(2008年製作の映画)

5.0

人生の、時間の、不可逆なのを、この映画で知った。久々に鑑賞して、やっぱり醜い顔して泣いた。一度飛び始めたハチドリは、羽を休めることが出来ない。もし時計の針が反対周りするならば、戦争で死んだ息子が帰って>>続きを読む

ゾディアック(2006年製作の映画)

3.5

『ダーティーハリー』の題材にもなった実在の未解決連続怪奇殺人事件をアイアンマンとハルクとミステリオが追う!まあほとんどマーベル映画ですね!やたら台詞が多く早口で情報量が多いにもかかわらず上映時間が2時>>続きを読む

セブン(1995年製作の映画)

3.5

ミステリとしてはよくわからないが、映像の格好良さったらない。犯罪で溢れる酷い社会、グリテスクな死体描写、不条理な世界観、円熟の老刑事モーガンフリーマンに惹かれる。BDに日本語吹替全4種収録されているが>>続きを読む

ロード・トゥ・パーディション(2002年製作の映画)

3.0

一味を追われたヤクザのトム・ハンクスが息子と一緒に復讐の旅に出る!のちに『007 スカイフォール』の監督を務めるサム・メンデスは本当にシリアスで文芸的なドラマが上手いしロジャー・ディーキンスの撮影が最>>続きを読む

グリーンマイル(1999年製作の映画)

3.5

マイケル・クラーク・ダンカンの立ち位置は『フォレスト・ガンプ』でトム・ハンクスが演じた聖痴愚に通ずる。彼の特殊な性質は、生まれつき他人のさまざまな感情や場の空気を感じ取ってひどく疲れてしまうHSPがも>>続きを読む

プライベート・ライアン(1998年製作の映画)

3.5

戦場にカメラが入ったかのような臨場感、膨大な血の量と死者と負傷兵、冒頭5分で一瞬にして地獄絵図。映画としては流石に観やすくて面白くてすっごい映像だし名作だなあって思う。そういえば6年前に平田広明と山口>>続きを読む

めぐり逢えたら(1993年製作の映画)

3.0

クリスマス頃のロマンティックなコメディは大好きなので、この映画も好きな部類。一人息子を残して亡くなった妻を一途に思い続けるトム・ハンクスが、婚約期間中のメグ・ライアンと恋に落ちる(不倫)ラブコメ。ラジ>>続きを読む

女は二度決断する(2017年製作の映画)

3.0

煙草をふかす!革の黒ジャケットを着込む!殴りかかる!酒を飲み干す!半端なく強い女性が、夫と息子を政治犯に殺された悲しみを一身に背負いながらも必死に強く在ろうとするが、苦しみから逃れる為にドラッグやリス>>続きを読む

俺たちは天使じゃない(1989年製作の映画)

3.5

緊張と緩和。この映画コメディのくせに緊迫感張り詰めてやがる。俳優と演出がシリアス、というかデ・ニーロは演技世界一だからシリアス通り越して寧ろ滑稽な必死過ぎる立ち振る舞いが笑えるし、ショーン・ペンのアホ>>続きを読む

海よりもまだ深く(2016年製作の映画)

4.2

どうしようもないダメなおっさんの人情喜劇を散々見せておきてからの、後半の樹木希林がスーパーハイパー神がかった演技&名言コンボが堪らなくてポロポロ泣いてしまった。自分に言われたみたいだ。23歳でぐしゃぐ>>続きを読む

花よりもなほ(2006年製作の映画)

2.0

是枝落語説。是枝監督初のフィクショナルな物語映画にしてオフビートなコメディでオールキャスト映画。岡田准一が父親の仇の浅野忠信を討つ人情喜劇。岡田准一は武士として舐められてるけど実は強いんだろうなと思っ>>続きを読む

空気人形(2009年製作の映画)

3.0

是枝裕和版『フランケンシュタイン』。是枝監督が愛してやまないフランケンシュタインを元に、心を持ってしまったダッチワイフ(ラブドール)の悲恋を描く。是枝監督のセックス描写が物凄かった。性欲と愛情の対比。>>続きを読む

真実(2019年製作の映画)

4.0

め〜〜〜っちゃ面白かった〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!

是枝監督、天才。熟練の域。思った以上にバリバリのコメディで、細かく笑いのツボを突いてくるので劇場が笑いに包まれた。ドヌー
>>続きを読む

ルージュの手紙(2017年製作の映画)

3.0

人生はいつもちょっとだけ間に合わない。是枝裕和曰く、『いやぁ大人のドラマ。こういうのがパリで大ヒットしているという話を聞くと本当にうらやましい限り』。30年間音沙汰なしの母親が、死期を目前にして突然現>>続きを読む

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