デパルマさんの映画レビュー・感想・評価

デパルマ

デパルマ

大陸横断超特急(1976年製作の映画)

2.5

ヒッチコックのスパイ映画「バルカン超特急」や「海外特派員」を元にしているだろうコメディテイストのスリラー。ジーン・ワイルダーだから笑えると思ったのに全然笑えはしない。黒人に変装するための黒塗り、「この>>続きを読む

夢のチョコレート工場(1971年製作の映画)

2.5

我らがティン・バートン版とストーリーも絵作りもほとんど同じだけど、こちらは全編ミュージカル仕立て。シーンは全く同じなのに、これもあれもチョコなんだ!って驚きがないし淡々としててはちゃくちゃなバートン版>>続きを読む

NOPE/ノープ(2022年製作の映画)

3.0

予想以上に意味が分からなかった。ある一人の黒人俳優から始まったはずの映画史がおよそ100年間白人たちに搾取されてきたことへの復讐が、そのものズバリ円盤を破壊することであったのか。円盤📀は汚れた映画史そ>>続きを読む

潜水服は蝶の夢を見る(2007年製作の映画)

3.0

全身マヒの右目から見た主観映像がずーっと続くので苦しい。見えてるのにこちらからは何も応答できないのまさに映画そのもの。不倫相手が電話してくるくだりや飛行機のくだりがよく分からない。美しい女性が3人も世>>続きを読む

真夏の方程式(2013年製作の映画)

3.0

相変わらず劇場版とは思えぬまともなクオリティ。愛する女とその娘のために罪を被る純情男の話は泣けるけど前作と同じじゃん。けど少年の葛藤がすごく良かった。杏が「お父さん…」って泣くと渡辺謙の顔がチラつくし>>続きを読む

容疑者Xの献身(2008年製作の映画)

3.5

相変わらず劇場版とは思えない程のクォリティ。福山雅治登場シーンの密室?からの開けた野外とか殺害シーンのリアルな振り付けとか場面転換の編集とか無駄のない脚色とか凄いね。アリバイ用の映画パンフが「ホーム・>>続きを読む

チャーリーズ・エンジェル(2019年製作の映画)

2.0

ケレン味溢れるお下劣アクションコメディだった前シリーズが今風の凡庸なアクション映画になっててまあ好みの問題だけどどちらも面白くはないかな。エンジェルたちの心身ケア担当のセイントが「クィア・アイ」のファ>>続きを読む

チャーリーズ・エンジェル(2000年製作の映画)

2.5

美女たちがコスプレ=変身して闘う大人版セーラームーン或いはパワパフガールズ。今まで気付かなかったけど、キャメロン・ディアスのナンパが妙にぎこちなかったりデートなのに自分だけ盛り上がって速攻トイレに行っ>>続きを読む

トム・クルーズ/栄光の彼方に(1983年製作の映画)

2.5

さらば冬のかもめ、タクシードライバーの撮影監督マイケル・チャップマン唯一の監督作(撮影はヤン・デ・ボン)。彼女持ちでスポーツ特待生確定のトムクルーズが墓穴を掘って閉塞感漂う炭鉱町で転落していく「サタデ>>続きを読む

タップス(1981年製作の映画)

2.0

トム・クルーズら生徒が学校閉鎖を阻止すべく武装蜂起する、「いちご白書」を士官学校に置き換えた時代遅れのアメリカンニューシネマ風。とは言えこちらは右翼。少年は女である母親に育てられ世界大戦を経験せず立派>>続きを読む

ホット・ショット(1991年製作の映画)

3.0

小ボケの連続パロディ映画。ラブシーンでお決まりの、苺やブドウなどの果物をエッチに咥えさせる演出を茶化してピザを丸めて食べさせたり、おへそに氷を塗り広げる演出をおへそが鉄板だと解釈してベーコンエッグを作>>続きを読む

ブラックアダム(2022年製作の映画)

2.0

500年前の英雄がロック様となって現代に蘇るよ。主人公たちの目的も、謎の軍隊に占領されてる国のディテールも、JSAとか言うヒーロー集団の能力もよく分からないまま雰囲気で進むのが辛い。劣化版ドラゴンボー>>続きを読む

リベリオン(2002年製作の映画)

2.5

キアヌ・リーブスのコスプレをしたクリスチャン・ベール(吹替もキアヌ声優小山力也)がファシスト政権下の秘密警察としてカッコ良く反逆する。改めてこの小山力也の演技を聞くとバットマンに配役されなかったのが不>>続きを読む

キンキーブーツ(2005年製作の映画)

2.5

靴屋の悩める若社長がドラァグ・クイーン用のブーツ市場を開拓するドラマ。主人公は分かりやすいホモフォビアよりもまあまあの偏見と女装してる男と一緒にいるところ見られなくないという気持ち。つまらない舞台のミ>>続きを読む

バッドガイズ(2022年製作の映画)

3.0

アニメや絵本の悪役動物たちの名誉挽回。ウルフの身のこなしはルパン三世、教授は水木しげる。ギャグがちょっと物足りない。主人公たちの子供時代の回想か、ウルフが同じオオカミの子供に良い影響を与えるくたりがほ>>続きを読む

ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー(2023年製作の映画)

3.0

ピーチがマリオを背負い投げできるくらい強いのがまじで良い。ピーチが戦うなんて全プレイヤーの夢じゃん。そういうゲーム出さないのかな。アニャに吹替畑の志田有彩を使うあたりちゃんとオーディションしてそうだし>>続きを読む

哀れなるものたち(2023年製作の映画)

4.5

めちゃくちゃ笑った。最高だった。ヨルゴスランティモスってDogtoothとかロブスターとか鹿殺しとか女王陛下のウサギとか動物を使って人間の権利や尊厳の話をしている。今回の作品は、リプロダクティブ・ライ>>続きを読む

市子(2023年製作の映画)

3.0

去年観たのにムカつきすぎて無視してた。納得いかない。市子が幸せになれないなんて納得できない。予告やあらすじを見聞きした時点で市子は戸籍がないんでしょと感じついていただけに前作の勿体ぶった展開は正直ちょ>>続きを読む

暴走機関車(1985年製作の映画)

2.5

アンジーの親父とジュリア・ロバーツの兄貴が共演し、ロシア国歌を作詞した詩人の息子が監督した黒澤明原作のアクション映画。「網走番外地」と「アンストッパブル」を合わせた感じ。テンポがたる過ぎ。ジョン・ヴォ>>続きを読む

いちご白書(1970年製作の映画)

2.5

「『いちご白書』をもう一度」の二人が観たアメリカン・ニューシネマ。大学闘争に身を投じる20歳の甘酸っぱい青春ストーリーは全く単純だけどエネルギーに満ちた撮影と編集で見せる。カヌー部の友達が学生自治組織>>続きを読む

ノースマン 導かれし復讐者(2022年製作の映画)

3.5

もう一つのヴィンランド・サガであり、スターウォーズであり、ハムレット。塚本晋也が同じ予算を使えたらどんな映画撮るのかな。吹替は石川禅、山路和弘、津田健次郎という現役舞台俳優の演技が素晴らしい。ハムレッ>>続きを読む

ナイアド ~その決意は海を越える~(2023年製作の映画)

3.0

アネット・ベニングとジョディ・フォスターが最高。もう付き合っちゃえよのおばちゃん版。昔付き合って結局別れたんだろうけど腐れ縁で結婚しなくてもたぶん生涯一緒に暮らすんだろうなって思わせるところが良い。無>>続きを読む

カラミティ(2020年製作の映画)

2.0

「ロング・ウェイ・ノース」のレミ・シャイエ監督最新作。のちに有名なガンマンになるその少女はスカートをズボンに履き替え旅に出る。前作とはうって変わって暖色系の色彩が鮮やかだが、相変わらずストーリーが驚く>>続きを読む

ロング・ウェイ・ノース 地球のてっぺん(2015年製作の映画)

2.5

探検家の祖父を訪ねて三千里。箱入り娘が労働によって成長し、女主人は「10分で準備しな」と言い放つ日本人がよく見知ったお話。切り絵のような絵柄のキャラにはほとんど魅力を感じないけど背景は良かった。

フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法(2017年製作の映画)

3.0

ディズニーランド好きが観るべき映画。タイトルもオープニングも楽しくて可愛いディズニー映画みがあるけど、是枝裕和がカンヌでウィレムデフォーと仲良くなって10億以下の予算で撮ったみたいな映画。変質者も売春>>続きを読む

劇場版シティーハンター 新宿プライベート・アイズ(2018年製作の映画)

2.5

まあ良くも悪くもいつも通りのシティーハンターだったよね。神谷明は思ったより声が若々しくて全然違和感ない。飯豊まりえとチュート徳井アフレコ上手いし山ちゃんの爽やかイケメン演技久々に聴けて嬉しかった。どう>>続きを読む

バッドマン 史上最低のスーパーヒーロー(2021年製作の映画)

3.0

ヒロインがロイス・レイン、キスシーンはスパイダーマン、一般人のウルヴァリン、一瞬だけ映るスタン・リー、グルートという名の犬、音楽はアベンジャーズとDC、MCUのパロディがちゃんと入ってる。ラショーを吹>>続きを読む

シティーコップ 余命30日?!のヒーロー(2020年製作の映画)

2.5

フィリップ・ラショーの才能のない相棒ことタレク・ブダリ監督第2作。「天国に行けないパパ」をやろうとしているけど、臆病な男が命知らずのイケイケ刑事になるギャップがイマイチ描けてなくて面白くないしストーリ>>続きを読む

シティーハンター THE MOVIE 史上最香のミッション(2018年製作の映画)

3.0

山寺宏一のもっこりの声が神谷明そっくり。吹替は日本語ならではの駄洒落が多数あり、「Mr.BOO」時代の吹替のよう。お色気ギャグ、しょつもなギャグ、子供と動物の残酷ギャグ、熟女好きギャグの乱れ打ち。ラシ>>続きを読む

M3GAN/ミーガン(2023年製作の映画)

2.0

現代版「チャッキー」。全然怖くないというかどちらかと言うとグロいのでホラーというよりスラッシャー映画。ミーガンの顔が目が大きくていかにもシリコンの人工的な整形顔なのが面白い。殺傷能力の高いドラえもんが>>続きを読む

クロニクル(2012年製作の映画)

3.0

「クローバーフィールド」「キャリー」「スーパー!」「X-MEN」を合体させたような男子学生が偶然超能力を得たことによる悲劇。どうしても大友克洋を思い出してしまうけど、いじめられっ子のビデオ少年が力を持>>続きを読む

長ぐつをはいたネコと9つの命(2022年製作の映画)

2.5

プスが竹中直人から山本耕史に、キティ・フワフワーテが本田貴子から土屋アンナに声優変更されたのまじで最悪。特に今回は昔ブイブイ言わせてた中年男性が死を意識し始めるというストーリーなので竹中直人の方がハマ>>続きを読む

Saltburn(2023年製作の映画)

2.5

エメラルド・フェネルの長編第2作は、ヨルゴス・ランティモスが「太陽がいっぱい」をアート映画としてリメイクしたような映画、ではなかった。よく考えたら、はじめから相手が自分のものにならないのが分かってるか>>続きを読む

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