ここにーる

悪魔の手毬唄のここにーるのレビュー・感想・評価

悪魔の手毬唄(1977年製作の映画)
3.5
スクリーン映えする遺体損壊ショー、それが横溝シリーズだ。花を生けるごとく仕上げる。小・中学生だった当時夢中で見た。第2弾。再鑑賞してみると老刑事の淡い恋や劇中劇でサイレント(マツダ映画社)や活弁士などが散見され、ある意味戦争の映画だった前作〈犬神家〉よりエンタメ性が上がってるように感じた、好むと好まざるとにかかわらず。ファーストカットで岡江さんとまだ出会う前とおぼしき好青年大和田獏さんの姿も。