「世界の三大喜劇王」の中ではチャップリンの作品は何本か見てきているけれど、バスター・キートンの作品は初めて見る。
バスター・キートンの佇まいが絶妙。チャップリンみたいにコミカルは表情は無く終始朴訥としているけれど、朴訥だからこそ生み出される笑いが確かに存在している。
朴訥なのにチャップリンと張る位身のこなしは軽やか。「サラッとやっているけれど今の動きヤバくない?」みたいなシーンがいっぱいある。
ストーリーはバスター・キートン演じる主人公が奪われた蒸気機関車と恋人の2つを取り戻そうと奮闘するというもの。
キートンの体を張り過ぎているアクションが凄まじい。一歩間違えればマジで死ぬんじゃないかみたいなアクションの連続。リスクマネジメントを全く考えてない当時だからこそ可能なアクションなんじゃないかな?
体を張ったアクション、スパイムービー的な展開。あれ、この映画って「ミッション・インポッシブル」の源流じゃね?トム・クルーズも命知らずのアクションこなしてるしストーリーといい主役の体の張り方と言い共通点多い。