ビョーキノオタク

エンジェル ウォーズのビョーキノオタクのレビュー・感想・評価

エンジェル ウォーズ(2011年製作の映画)
4.0
陽キャのダンサーインザダーク。

表向きは精神病院、裏では売春宿として運営している施設に預けられてしまった少女(少女…?)が、自由を求めてサムライと戦ったり(?)第二次世界大戦下の機械化したドイツ軍と戦ったり(??)ドラゴンの炎から逃れたり(???)都市で爆発しようとする列車の爆弾を止めたりする話(?????????)

セーラー服金髪ツインテで日本刀とハンドガン持った少女(少女…??)がパンチラしながら戦う、オタクでも胃もたれしそうなくらい属性てんこ盛りで「加減しろ莫迦」とつっこみたくなる。

ザックスナイダー監督は急にスローモーションになるコッテコテ演出が鼻につく印象だったけど、こーゆー、リアリティを求める映画でなければ相性抜群だったんだな!

脈絡のないアクションシーンは、「妄想の中だから」の一言で片付くし、なにより一番盛り上がる場から始まるので、そこに至るまでの怠い人間ドラマを見せられなくて良いので、これは上手い脚本、演出だなと思った。