AB型の末っ子

エンジェル ウォーズのAB型の末っ子のレビュー・感想・評価

エンジェル ウォーズ(2011年製作の映画)
4.2
ザック・スナイダー監督作品ということで。
ちょうど、厨二真っ只中の頃に観た作品w

原題の「Sucker Punch」(意味は不意打ち)の方が、邦題より断然かっこよくて好きです。

毒々しい施設からの逃亡、仲間を集めて計画、幻想世界に入り込み、知らんおじいちゃんが訓練、夢の世界でヘリ、爆弾、ドラゴンド派手な戦闘、と厨二病心ド直球な作品ではありますが、主人公含め、キャラの裏にあるのはとても悲しくて無情な重いストーリー…。

その重さが、幻想世界をより美しく引き立てていました…。

「マトリックス」でおなじみの「White Rabbit」が流れた所でテンションマックス!!
現実と幻想世界が同時進行で進んでいくのも、ワクワクする!

キャストも最高!
主演の子知らなかったけど、良かったと思う。
ヴァネッサ・ハジェンズ、「ハイスクール・ミュージカル」での印象をぶち壊してて最高だったw
ジェナ・マローン、可愛すぎる!
ジェナ・マローンをもっと観てたかった!!

そして、オスカー・アイザック!!
やっぱり、狂人の演技が似合う男ですわw
仕組みはよく分かんないけど絶対やっちゃいけない手術とか、やばすぎるw

ラストの主人公の気づきが切なすぎるけど、とても良い。
自己犠牲の精神が1番の正義です。