キミシマユウキ

エンジェル ウォーズのキミシマユウキのレビュー・感想・評価

エンジェル ウォーズ(2011年製作の映画)
2.3
精神病院に連れてこられた少女が脱出するために仲間とともに精神の世界で戦いを挑む....
女性達によるファンタジーアクション。
「ウォッチメン」や「300」の監督ザックスナイダーがとても好きだったので地雷覚悟で鑑賞。
圧巻の映像技術、無駄にこだわっているアクション、おしゃれな音楽等意外と質は高かったが、中身はほとんど空っぽの残念な作品。
おそらく監督の趣味と好みをこの映画に全て注ぎ込んで売れる事より楽しむことをメインに作ったのだろう。
ドラゴン、ゾンビ、ナチス、戦争、中世の騎士、巨大サムライ、謎のカスタイムズが施された銃、売春宿、精神病院 etc...
一つの作品にこんなに共通しないゲームのような設定を登場させられるのはある意味監督の手腕なのかもしれない。
視聴者はいちいちこれらの設定にツッコミを入れていたらおいてかれてしまうので要注意(笑)
登場キャストはほとんど女性でこれも監督の趣味で集まっているのか
ブロンド女子高生、ベリーショート女子、ラテン系、アジア系、と幅広いラインナップになっている。
残念なことに自分の好みの女性がいなかったので点数が伸びなかったのかもしれない。

女性が戦う姿を見たい人、アクション映画好き、ザックスナイダーファン、は暇なときどうしても見るものがなければおすすめ。