akira

修道女のakiraのレビュー・感想・評価

修道女(1966年製作の映画)
4.0
一定のテンポで話が進んでいく。
でも、話の内容が波乱過ぎる。
感情的にはならず、客観的に物語を見ていられる。
修道院から抜け出してからが呆気ない。希望を捨てなかったが幸せだったのか?どのみち貞潔は守れない人生なのかも…従順な人だから死ぬしかなかったラストは神も仏もないと思わせる。誰も彼女を救うことは出来ない。生きるも地獄、死ぬも地獄、地獄の中で愛を信じて苦しんだ少女。ディドロの思想がわかって勉強になる映画だった。

修道院の花が咲いている庭はとても美しい。アンナ・カリーナも美しい〜
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