ここにーる

修道女のここにーるのレビュー・感想・評価

修道女(1966年製作の映画)
3.0
出だしはとても面白い。貞潔、清貧、従順の三つの誓願、これを誓いません!って高らかにぶちあげる主人公。前代未聞。甲子園の宣誓でフェアプレーやりませんて言っちゃうようなもんで。じゃどんなラフプレーを見せてくれるのかってワクワクしてたのにただひたすら耐え忍ぶだけというね。アンナ・カリーナが賀来千香子に見えた(笑)。"ゴダールの女"と言われるのが嫌だったのか、監督ジャック・リヴェットとのタッグも正直言ってこの作品のアンナ・カリーナは好きじゃない。