今作は、戦争映画です。
内容は、ジャングル奥地に自分の王国を築いた、カーツ大佐の暗殺を命じられるウィラード大尉。道中、様々なベトナム戦争の惨状を目の当たりにしながら、ウィラードは4人の部下と共に哨戒艇で川を上っていく……というもの。
やっと観ることができました。やはり、3時間強の映画を観るときは、どうしても観たいという程じゃないと中々手を付けられないので、ここまで時間が掛かりましたが、ついに鑑賞。今作の内容を一言で表すと「狂気」だと思いました。前半パートで重要になるキルゴア中佐なんて良い例で、ハラワタが出てる人には水をやり、ナパーム弾を放つ時もサーフィンの事しか考えていないというヤバい人。戦争ってもっとシリアスなものじゃないのかと考えさせられるキャラクターでしたね🤔
また、主人公であるウィラード大尉の道のりから見ることによって、戦争の怖さがすごい伝わりました。最初は船員4人との船旅なんですが、目的地が近づくにつれて状況が地獄と化していき、中間地点であるドラン橋なんて、指揮官もいない中でベトコンと打ち合っていて、まさに無法地帯でした😓
そして、場面が狂気へと変わっていく中で姿を見せるカーツ大佐の王国。クライマックスにして最大の地獄でしたね。どこのカットにも映り込む死体や、階段の至る所に落ちてる生首など、もはやこの世の終わりのような環境。そんな環境に住んでいるカーツ大佐と、様々な戦場をくぐり抜けてこの地にやってきたウィラード大尉は一体何を話し、どう決着をつけるのか。気になる方はぜひ🤗