地獄の黙示録・特別完全版の作品情報・感想・評価

「地獄の黙示録・特別完全版」に投稿された感想・評価

nickfcanon

nickfcanonの感想・評価

2.5
途中まで最高なのに、カーツ大佐との対決が面白ければと悔やまれる
Masa

Masaの感想・評価

4.0
1960年代のベトナムが舞台。
ウィラード大尉が、ジャングルの奥地で王国を築いたとされるカーツ大佐の暗殺任務を受ける。
4人の部下を連れてボートで川を遡って行く途中でウィラードは様々な人間、戦争を目の当たりにする。

ナチスドイツを連想させる、ワーグナー「ワルキューレの騎行」をかけながら、アメリカ軍の指揮官はベトコン(南ベトナム解放民族戦線)を襲撃する。
ショッキングで一番興奮するシーン。
中本

中本の感想・評価

4.1
冒頭、意味ありげに吹き上がる煙に鳥肌を立てながら「サイゴン シット」とつぶやく。戦争映画という括りに一度も入りきらないまま、無意味なシーンがポンポン続く。覚えているのはピンクや黄色の煙。大傑作なり。
daiyuuki

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4.0
狂うような暑さのサイゴンの夏。ブラインドの降りたホテルの一室で、ウィラード大尉(マーティン・シーン)は空ろな視線を天井に向けていた。505大隊、173空挺隊所属、特殊行動班員である彼に、それからまもなく、ナ・トランの情報指令本部への出頭命令が下った。本部では3人の男が彼を待ちうけており、そのうちの1人がウィラードに、今回の出頭目的を説明した。それは第5特殊部隊の作戦将校であるウォルター・E・カーツ(マーロン・ブランド)を殺せという命令だった。カーツはウェストポイント士官学校を主席で卒業し、空挺隊員として朝鮮戦争に参加、数々の叙勲歴を持つ軍部最高の人物であったが現地人部隊を組織するという目的でナン川上流の奥地に潜入してからは、彼の行動が軍では統制できない異常な方向へと進んでいった。情報によると彼はジャングルの奥地で原地人を支配し、軍とはまったく連絡を絶ち、自らの王国を築いている、というのだ。そのアメリカ軍の恥である錯乱者カーツを暗殺しなければならない、というのが軍の考えだった。この密命を受けた若い兵士ウィラードは、4人の部下、クリーン(ローレンス・フィッシュバーン)、ランス(サム・ボトムス)、シェフ(フレデリック・ホレスト)、チーフ(アルバート・ホール)を連れ、巡回艇PBRに乗り込んだ。まず、ウィラードは、危険区域通過の護衛を依頼すべく、空軍騎兵隊第一中隊にキルゴア中佐(ロバート・デュヴァル)を訪ねた。ナパーム弾の匂いの中で目覚めることに歓びさえ感じているキルゴアは、花形サーファーであるランスを見ると彼にサーフィンを強要した。ワーグナーの“ワルキューレの騎行”が鳴り響く中、キルゴアの号令で数千発のナパーム弾がベトコン村を襲った。キルゴアのもとを発った彼らは、カーツの王国へとPBRを進めた。河岸に上陸するたびにウィラードに手渡される現地部隊からの機密書には、カーツの詳細な履歴と全行動が記されており、読めば読む程ウィラードには、軍から聞いたのとは別の人物であるカーツが浮び上ってきていた。王国に近づいたころ、クリーンが死に、チーフも死んだ。そして、王国についた時、ウィラードはそこで、アメリカ人のカメラマン(デニス・ホッパー)に会い、彼から王国で、“神”と呼ばれているカーツの真の姿を聞かされる。カーツは狂人なのだろうか。それとも偉大な指導者なのだろうか。ウィラードにもわからなかった。そして遂にカーツとの対面の日がきた。テープレコーダーや本に囲まれたカーツの元にやってきたウィラードは、軍の命令に従い、“神”と呼ばれる人間カーツを殺すのだった。
ジョン・ミリアスは、ジョセフ・コンラッドの小説「闇の奥」とベトナム戦争でラオスに潜入しモン族をゲリラに鍛え上げベトコンの武器補給路を断つという武勲を成し遂げたトニー・ポーの伝説を元に脚本を仕上げた。ミリアスの脚本は完成した映画版より、好戦的な内容だった。だがフランシス・コッポラ監督は、ベトナム戦争そのままを再現する大作として完成させようとした。セットが台風で壊れたり、コッポラ監督が思いつきでどんどん脚本を変えたり、挙げ句の果てはマーロン・ブランドが肥え太った状態で来たので大半のアクションは撮影出来ず、別なラストを用意するために「フィッシャー・キング」やT.S.エリオットの詩から引用したセリフをカンペに写してマーロン・ブランドに読ませて撮影した。そんな現場のゴタゴタを反映するように、エピソードがリンクして繋がらずとっちらかっている。ウィラードが、カーツの王国に行く中でベトナム戦争という地獄をめぐる地獄めぐりの旅としたら面白い。サーフィンと戦いが好きなキルゴア中将、デニス・ホッパー演じるヒッピー崩れのカメラマンなど面白いし、戦争の中で目覚める獣性と理性の相克がテーマらしいけどちゃんとストーリーの中で描かれていない。だが莫大な費用を費やした戦闘ヘリがベトコンの村を空爆するシーンは、迫力と臨場感がある。カルト化した戦争映画として一見の価値あり。
コッポラ監督の名作戦争映画。
銃弾と死体以外は全て本物!!
面白かったがコッポラ監督…長い…
Hiroya

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2.3
長かった...
本当に努力して観たって感じです。

前半は良かったです。
あまりにも有名な、ワルキューレの騎行を大音量で流して爆撃するシーンや、ストーンズのサティスファクションがラジオから流れるシーンがかっこよかったのに対して、後半のグダグダがキツかった...

コッポラの映画は長い。。。

名作と言われて期待し過ぎたのかもしれませんけど、全然楽しめませんでした。。。
DAーyoshi

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4.4
【ベトナム戦争と深い人間ドラマ】

《ルック》★★★★☆(4.5/5)
《シナリオ》★★★★☆(4.4/5)
《役者》★★★★☆(4.2/5)
《深度》★★★★☆(4.6/5)
《後味》★★★★☆(4/5)
適した年齢に見ると人生が狂う映画がある。これがそれ。また映画という化け物を捕獲しようとして、辛うじて成功したという例。ドアーズとデュバルとヴェトナム。ある種の男の子にはバイブル。地獄巡りなので、ここを入り口に巡礼の旅に出よ若者よ。大人は数多い裏話を発掘したり、裏に秘められた意味を探ったり、ただただ暴力に飲み込まれたりしよう。キルゴア。
ぱなお

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3.5
前半と後半の差が凄い。キルゴアのインパクトが半端ない!ロバート・デュヴァルは温和なイメージが強かったので、暫く気づかなかった(・口・)おまけにハリソン・フォードもクリーン役のラリー・フィッシュバーンも。前半の"ワルキューレ"と火炎や水柱がすさまじい映像で、今まで観た戦争ものの中では群を抜いて印象に残る。戦争ものをかっこいいとは思いたくないけど興奮してしまったのは確か。そして後半は雰囲気がガラッと変わり、夢の中のような幻想的な精神世界に入ってしまったような感じ。重い。マーロンは怪物だった。
tori

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3.8
「闇の奥」という原作があったことを知り再見
後世に語られるシーンは鮮やかに記憶していた
プランテーションを経営するフランス人グループのくだりは記憶の欠片もなかったが
今回最も興味を惹かれた
立場による見え方、感じ方の違いを実感

この辺りを全く覚えていなかったのは、寝落ちしていたか興味なくセンサーに
引っ掛からなかったのか?
最初に気づいていたら違った歴史の見方ができたかも知れない
ずいぶん惜しいことをしたものだ

メモ
『闇の奥』は、イギリスの小説家ジョゼフ・コンラッドの代表作。西洋植民地主義の暗い側面を描写したこの小説は、英国船員時代にコンゴ川で得た経験を元に書かれ、1899年に発表された。闇の奥というタイトルはアフリカ奥地の闇でもあるが、人間の心の闇、西欧文明の闇をも含意していると考えられる。
この作品の舞台であるコンゴ川一帯にはベルギー国王レオポルド2世[1]の「私有地」であったコンゴ自由国(後にベルギー領コンゴ)が存在し、同地住民に対する苛烈な搾取政策をとったことで欧州各国から非難されていた。

1979年に映画監督フランシス・フォード・コッポラによって「翻案」され、『地獄の黙示録』として映画化された。ただし、舞台背景はベトナム戦争に変更されている。
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