セント・オブ・ウーマン／夢の香りのおっくんのレビュー・感想・評価

久々にアル・パチーノの出ている映画を観た。
映画自体は終始穏やかな時間が流れている印象だが、それでいてスレード中佐の行動(特に拳銃で自殺しようとするシーン)があって、そこにヒリヒリ感があるので、最後まで観入ってしまった。

また厭世的で人生を諦めていた気難しい人間から、チャーリーとの出会いによって、どんどんエネルギッシュになっていく様だったり、そもそもアル・パチーノの盲目を表現する演技が、とにかく凄いと思った。

まぁ何か全体的に優しい時間がそこには流れているので、心身ともに癒されたい人は是非