蘭奢待

セント・オブ・ウーマン/夢の香りの蘭奢待のレビュー・感想・評価

3.8
2022.3.14
再視聴。前回視聴からまだ半年だが、見るほどに味わい深い作品。毅然とした立ち振る舞いと、即興てタンゴを踊れる柔軟さ。議会での理路整然とした長広舌にシビレる。1992年公開というから、アルパチーノは、まだ52歳。老人の役ではあるが、道理で端々に若さが滲み出る。

2021.9.21
この時代のアルパチーノ大好きすぎる。軍人上がりの偏屈オヤジ。しかもブラインド。とっつきにくい憎まれ者が、やがて人情味に溢れ、正義感にあふれて、渋いかっこよさを醸し出す。ありがちなフォーマットではあるが、泣かせてくれる。悪の権力者を挫き、弱き正義を守る大演説のカッコ良さにはイってしまいそう。
伏せ目のジャケ写からは、おとなしめのアルパチーノを想像してたが、良い意味で裏切ってくれた。
蘭奢待

蘭奢待