暴走列車サスペンスのシチュエーションスリラー。かなり前に見てハラハラした印象に残っていたが、再見してもハラハラ。暴走列車を止めるだけだが、その難しさがうかがえる。そもそも、いい加減な操車がアメリカ的で>>続きを読む
深い。ノブレスオブリージュと武士道。総じて日本を悪く描いているのは仕方がないが、サイトウ大佐の演技はよかった。日本軍の捕虜になった英国軍の兵士たち。英軍将校は協定を盾にがんとして労働に加わらない。日本>>続きを読む
1961年公開。この年代の作品としてはかなり大掛かり。スケール大きく、しかもリアリティ溢れるシーンが満載。この時代にありがちなチープな特撮も味わい深い深いが、この作品は一線を画す出来栄え。一見戦争もの>>続きを読む
30数年ぶりか。当時固唾を飲んで没頭していた作品。レンタルビデオ屋で借りたVHSをダビングして、何度も見た記憶がある。冒頭のシーンだけ印象に残っていたが、ストーリー、ディテールは全く記憶になく、新鮮だ>>続きを読む
面白い。英国、インド領から、世界の僻地、中央アジア、カフィリスタン国への冒険行。
レイダースを彷彿とさせるような壮大な物語りと壮大なセット。険しい天山山脈を,命からガラ超えて、時代に取り残された文明の>>続きを読む
うーむ、チャーチルの判断は正しかったことは歴史が証明しているが。戦時の首相に祭り上げられ、持ち前のバイタリティで信念を貫き通すが、政敵や議会に反感を持たれ、かつ、ドイツの侵攻を止めることができず劣勢に>>続きを読む
これは辛い。狂気じみた女系家族。メリルストリープはじめ、鬼気迫る演技には圧倒されるが、ストーリーはとても後味悪く辟易としてしまう。詩人の夫に失踪され、自殺された妻と、その子の三姉妹。妻の姉妹も世間とズ>>続きを読む
もちろん座頭市は知っているが、腰を据えて鑑賞したことはなかった。いつからかBSトゥエルビで連続放送している座頭市シリーズ。ザッピングしつつ見るともなしにみていて、すっかりはまりこんでいる。とことん優し>>続きを読む
最高としか言えない。この作品は完全版じゃなきゃだめ。通常版?はダイジェストにしか見えない。何度見ても、いいオッサンを滂沱の涙にまみれさせてくれる。この映画と音楽の力はすごい。
クリント・イーストウッド監督主演だが、期待が外れた。ヨボヨボ爺さんにもかかわらず、相変わらず強くて女にモテる。昔の恩義がある友人に報いるため、メキシコからその息子を連れ出すロードムービー。自然の風景も>>続きを読む
音楽映画。音楽っていいなというストーリーテリングな感動作品だが、いくらなんでもそんなわけないじゃんの連続すぎ。感動の押し売り。せっかくロビン・ウィリアムズをキャスティングしているのにおかしなキャラ設定>>続きを読む
トランボ。ハリウッドの天才脚本家。世の中は愚かなマッカーシズムが吹き荒れる時代。アメリカという国と自由で平等な憲法を愛する共産主義者であるトランボと、その仲間たちは、ハリウッドから追い出され、裁判にも>>続きを読む
モノクロームの映像が美しい。ジャック、ザックのやさぐれ男たちがそれそれ仲間に騙され、逮捕、収監かれる。そこに入ってきた得体の知れないイタリア男のボブ。とぼけた人物だが人を殺したという。その3人が脱獄、>>続きを読む
ザッピングでtvk放送を発見。昭和が色濃く残る懐かしの90年代。豪華キャスト。竹中直人の怪演。ビートたけしのバイオレンスピカレスク。もっくんと日野小平。混じり合わないキャスティングが面白く、なかなか楽>>続きを読む
タイトルは知っていて見た気になっていたが初見か。クリント・イーストウッドの刑事物。上司から容疑者護送を命じられる。その後の逃走劇。はちゃめちゃすぎて、ディテイルは行けてないが、カッコ良いクリントと、美>>続きを読む
ペキンパーの代表作?元アウトローのロートルガンマン。金山へ向かい大金を運搬する仕事を受ける。同行する元仲間と、その若き相棒。旅の途中で出会った敬虔なクリスチャンの娘。父親との確執で旅をともにする。金山>>続きを読む
街のパーキングメーターをぶち壊し、囚人として入獄したホールニューマン。アウトローかつ、迎合も共感もせず己を貫き通すカッコ良さ。いわゆる、アメリカン・ニューシネマ。差別的で理不尽に心身を痛めつける権力と>>続きを読む
恋愛コメディ。苦手な分野な作品。何事にも後ろ向きなカールが、宗教じみた自己啓発セミナーで感化され、全てを肯定するイエスマンになる。美人の彼女ができ、人助けも成功、仕事でも昇進。友達もできた。自分の周り>>続きを読む
おもしろい。こんなお父さん、こんな夫、こんなボスになりたいものだね。
一流シェフが批評家にブチぎれ職を失う。元奥さんの元夫という複雑な人間関係を通じて、屋台トラックを手に入れる。彼を慕う職人が駆けつけ>>続きを読む
黒人差別真っ最中の1940年代のアメリカ。野球界に登場した背番号42のジャッキー・ロビンソン。球団オーナーのリッキーがカッコ良い。一つ一つのセリフが名言。勇気を与えてくれる。優勝の一打で嬉しそうなリッ>>続きを読む
よく出来ている作品。テーマからして原作に食指が動かず映画化されていることも知らなかったが、まさかのブラッド・ピット主演。しょぼくれた爺さんがどんどんカッコよくなっていく。これはズルい。カッコ良すぎでし>>続きを読む
悪いけどイマイチ。キャラが立ちすぎているし、ストーリーも見えてしまっている。ピアノの弾き姿もオーパアクション。プロコフィエフやバルトークの音楽が多いのは何かを狙ったのか、わからなかった。評価の高い原作>>続きを読む
ルーシーかキュートすぎる。出産直後に失踪した母親と、発達障害の父親との間に産まれた娘。父親は7歳の知能。それ追い越す娘。引き離そうとする行政と司法。そんな父親に寄り添う娘。成功者たる、敏腕な女弁護士と>>続きを読む
初めてこの映画を見た時は訳が分からんかった。原作小説がめっぽう面白く、このファイナルカット版を視聴。ところどころ原作の面影が出てくるものの、ストーリーもテーマも異なる。この映画作品のすごいところは、こ>>続きを読む
見たことがあるような気がしていたが、初見かな。いわゆるアメリカン・ニューシネマってやつか。ドク・マッコイたるマックイーン。マッコイという呼称はここからきているのかな。銀行強盗を働き、金を持って逃亡する>>続きを読む
反戦運動家として爆破事件を起こしFBIに追われる両親、巻き込まれたかたちで逃亡が日常となった二人の息子。4人で協力しあい、短期間で町を転々とする生活。逃亡の生活の中築いてきた家族の愛情。しかし、大人に>>続きを読む
海外版は初見。リチャード・ギアがカッコ良すぎて話にならない。20年も連れ添った妻にあのセリフとあの笑顔はまあ無理でしょ。美人教師との距離の置いたハッピーエンド。エンタメ映画作品として楽しめるが、リアリ>>続きを読む
ナチ党員であり実業家のシンドラー。その立場を活かして収容所送りにされていくユダヤ人たちを救う。私財を投げ打ち、人道、正義、反戦に邁進する。ナチス高官を物ともしない洒脱な振る舞いがとてもイカしている。と>>続きを読む
老人と海はヘミングウェイの中でも大好きな作品で、邦訳はもちろん、原書でも読んだ。その実写映画がこれ。期待して観た。もともと単純なストーリーなので、映画化も原作通り。大人びた少年の振る舞いで思い出したが>>続きを読む
1967年公開。ストーリー良し、キャスティング良し。見たことのある顔がいくつも出てくる。時はDデイ前夜。死刑囚を交えた囚人たちによる小隊立ち上げを任せられた少佐。上官の大佐と正面からぶつかりながらまと>>続きを読む
黒人天才ランナー。あからさまな人種差別を跳ね除けて1936ベルリンオリンピック出場に向けて研鑽を積む。IOC、AOCに政治が絡むのは世界共通。政治が介入した結果、ナチスの悪政を容認し米国参加。しかし黒>>続きを読む
夜空を横切るソ連のスプートニクを見て、俄然打ち上げロケットに興味を持ってしまった少年。炭鉱町で生まれ育ち、人生を炭鉱で過ごすことを定められた人々。そこで監督をする頑固親父。炭鉱と町を愛するが、少年はそ>>続きを読む
IQが少し足りないフォレスト。しかし持ち前の素直さ、実直さを発揮して人生が好転していく。初登校のスクールバスで仲良くなったジェニーを一途に愛し抜く。足の速さを買われラグビーの特待生で大学へ。試合で大活>>続きを読む
ブルース・リーを敬愛するものとして落第だが、こんな作品があったことを今更知る。ツッコミどころ満載のB級映画。おいおいと、終始突っ込みながら楽しめる。このシュールさが好き系。
ところどころおちゃらけシー>>続きを読む
黒人主役のいわゆる西部劇。白人に迫害され痛めつけられる一同。リーダー役が敢然と立ち向かう。同じくマイノリティとして迫害されている原住民。敵の敵は味方ではないが、最終的に手を取り合う。全編を通奏するブル>>続きを読む