マリン

セント・オブ・ウーマン/夢の香りのマリンのレビュー・感想・評価

3.8
優等生で奨学金を貰って高校生活を送るチャーリーは、感謝祭前にお金を稼ぐために“おじ様の付き添い人”のアルバイトに応募する。
最初のご対面タイムでまぁ気が合わなくて怒られ罵られ「dismissed!!!!」なんて言われるチャーリーなんだけど、結局おじ様の家族に頼み込まれアルバイトを引き受けることに。

おじ様のルールは絶対!!
おじ様の体を触るな!おじ様はチャーリーを触ってもよろしい!
なんて色々口うるさい条件が多い上、初っ端から「ニューヨークに行く!!」と言われ萎え萎えなチャーリー。
おじ様は機内でもCAに喋りかけ、いなくなったら女はあーだこーだととにかくセクハラワードのオンパレード。その時代だから許されたの?!今の時代だったら単純に煙たがられてTwitterで炎上案件だったよ🔥

チャーリーは学校で友達の度が過ぎる悪戯行為を目撃してしまい、共に目撃したジョージと校長室に呼び出されて犯人は誰だという質問攻撃に遭う。
(たいして仲良くない)友達を売るか売らないか。喋ればハーバード大の推薦枠に入れるが、喋らなければ退学になるかもと脅されていた。
チャーリーが目撃者であることを知っていながら、なぜ退学候補になってしまうのか不思議でならない。そんな意味わからないルールなわけ?納得できやんな。

個人的に好きなシーンはNYで車借りて案内されながらハイスピードで乗り回すところ🚗
ハイスピードなだけでもドキドキするのに「コーナードリフト決めたい!!🤩」とか言い出すおじ様。すでに運転してるのはおじ様だから、「左!!!今!!」って言うことしかできないチャーリーの心情を思うと可哀想なんだけど笑いが止まらなかった。

とにかく昔と今の時代で基準が違うからか突っ込みたいところも多かった映画だけど、チャーリーとおじ様の友情ストーリーに関してはとても良かった。

ラストの学校裁判でのおじ様の演説はとても心に響くものがありました。あれだけでも皆に聞いてほしいなぁ。
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