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セント・オブ・ウーマン/夢の香りのopokoのレビュー・感想・評価

4.2
2024/03/10視聴、U-NEXT

フォロワー様から「アル・パチーノの一番の作品」とご紹介いただき視聴。

目の不自由な元軍人と苦学生(高校生)との友情?の物語。

奨学金を得て高校に通うチャーリーは、クリスマスの帰省資金を稼ぐために、盲目の退役軍人フランク中佐(アル・パチーノ)の世話をすること。
最初は気難しいフランクが、チャーリーを伴ってファーストクラスでニューヨークへ行く。ニューヨークに行くのは、フランクにある目的があった。。。。。

チャーリーとフランク中佐のファーストコンタクトはお互い(少なくともチャーリーには)最悪だった。明らかに気難しいフランクとどう接していいか戸惑うチャーリー。
しかし、強引にニューヨークに行くあたりから、徐々に二人の距離が縮まっていく。

二人の距離感が縮まっていくのと同じで、観ているこちらもどんどんフランク中佐が好きになっていく。そしてじわじわ来る。。。自分の涙腺がどんどんせりあがってきて、中佐の拳銃を奪い説得するところから、別れ際にチャーリーの顔を探して別れを告げるところ、懲罰委員会でのチャーリーの演説、そして元の生活に新たな気持ちで戻っていくフランク中佐には涙腺のダム崩壊。

本作で、アル・パチーノはアカデミー賞を受賞している。年齢を重ね彼の演技の偏屈さと優しさの絶妙なバランスが沁みる。
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