ヴァルーン

セント・オブ・ウーマン/夢の香りのヴァルーンのレビュー・感想・評価

3.8
🥛奨学生のチャーリーは週末の間だけ盲目の退役軍人のフランクの面倒を見るというアルバイトを引き受ける。口は悪くて接しにくいフランクに苦戦しつつも彼らは旅を通じて距離を縮めていく🚗

最後の全校生徒の前でのスピーチはもう1回みたい程。 チャーリーを取り巻く世界と真逆にある軍人経験があったフランクの人生観が作中の人間だけでなく現代の観客にも刺さる。 それを荒々しいキャラでコーティングされてるからより惹かれます。
演じきったアル・パチーノの実力に気圧されます。 ほんとに見えてないみたいだし、迫力も伝わる。 流石に運転は無茶だろ

兄の家での甥にまで容赦せずチャーリーの名誉を守ったこととか、そもそもの旅が切腹並みの覚悟を持って楽しんでたところとか男すぎる。 女性に対してのワードセンスはどこで培ったのってくらいオシャレで、参考になりました。