吃音症を演じるのは難しいだろうな、と思いながら借りて観ましたが、阿部寛さんがとても上手く演じていて良かったです。
「先生みたいに言葉をつっかえないと伝えられない人も、冗談めかさないと“本気”で伝えられない人もいる」とても納得しました。
吃音症だからこそ説得力を持ち、納得できる説明であり、いじめている人以前に人間誰しもが気付きにくいことですよね。
吃音症なのにスラスラと文として話せている部分があり、テンポ感的に重要なのは分かるのですがそこで吃音のことを入れてくれればもっと良かったと思います。
本郷奏多さんが躊躇する場面がよく描かれており、本気で何かを伝えることは難しいことがひしひとつたわってきます。