ミミコ

青い鳥のミミコのレビュー・感想・評価

青い鳥(2008年製作の映画)
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観て良かったって本当に思える作品でした。
本郷奏多くんが演じている役に一番共感出来て、自分にあった出来事じゃないのに泣いてしまった。いじめっ子ともいじめられっ子とも仲良く出来て、ついいじめっ子と一緒になって悪い事しちゃうんだけど、ずっと心には引っかかりがあって後悔する。こんな大きな事件はなかったけど、少なからず似たような経験はあったからボロボロ涙が出た。
人が本気で話していることは、本気で聞く。たとえ相手がどんな言い方をしていても、いろんな人がいるんだから。すごく大切なことなのに、なんで上手に出来ないんだろう。
この映画は、いじめっ子を人間否定するわけでもなければ、いじめられっ子を美化するわけでもない。綺麗事でまとめていないところが良い。
話すことが苦手でも、間違っていると思うことはちゃんと間違っていると伝えることが出来る村内先生。こんな大人になりたい。
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