にゃんまり

母べえのにゃんまりのレビュー・感想・評価

母べえ(2007年製作の映画)
3.5
以下、過去レビュー

戦争を知らないから。
だから映画とかでみる戦争の話は全部実話だと思ってみてます。


切なすぎるから、見ようか迷ったけど、そこは山田洋次監督だから。。。見ました。


最後の母べえのセリフは。。解釈が別れるけど、あそこはなくてもよかったかも。

当時の日本だって、60年ぐらいまえなのに、あり得ないってところがいっぱいあった。

夜中に家に土足で入ってきて、子供がいるのに部屋をあさり、父親に手縄をつける。
翌朝部屋中の泥を泣きながら拭き取る母べえ。

秩序や法律って普段は意識してないけど、結局はそれがおかしいからあんな世の中になったんだった。


母べえが鶴瓶に言ってた、『気持ちが楽になれる』人がどんどん排除されちゃったんだよね。

戦争を実際に体験した人たちが完全にいなくなってしまったら、この国の秩序はどぉなるのかな。
そう思うと、こうゆぅメッセージ性の高い作品ってもっと評価が高くてもいいのかも。
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