にゃんまり

風に立つライオンのにゃんまりのレビュー・感想・評価

風に立つライオン(2015年製作の映画)
3.5
小学生の頃、母親が聴いてたさだまさしの「風に立つライオン」聞いて、なんか凄い勇気を貰った記憶がある。

そのあと、小説読んだ。

映画化が決まった時、しかも大沢たかおさん発信だって知ってすっごく興奮した。

そして、映画放映当初見に行ったのに、レビューを残してなくて、改めて再鑑賞。

アフリカで内戦により負傷した兵士や少年兵の医師の話。

最初、足を切断せずに…と思うが、容赦なく「足を切れ、命を助けるために」と言われショックを受けながらも、対応する。
彼に足がない事実をどう伝えるか悩んでる矢先、彼は亡くなった。

きっと、こーいう命の葛藤が今も世界のどこかで起きている。
子供が、自分が生きるために、戦争で人を銃で殺す。
自分が何人も人を殺したことで心を病めていて、人を殺した自分が医師になる資格はないという。

誰と会ったか、どこにいたか。
たったそれだけのことなのに、それだけで本当にその人の人生は変わっていく。
少なくとも子供には全世界で学ぶ機会を平等にあるべきだと思った。

ストーリー的には…
大沢たかおが、「がんばれー!」という場面。
「がんばれとは自分に言うための言葉」
最終的にやるのは自分だからかな。
作品の中で1番好きなシーン。

でも、歌や小説読んだ時のような感動はそこまでなかったんだな〜。
ちょっと色々詰め込みすぎたかな〜。
個人的には、「南十字星」とか「100万羽のフラミンゴ」とか、そーいう独特の歌詞ワードを描写に入れて欲しかった。

最近、中学生の頃の自分が何になりたかったのかなーって思ったけど、この映画みて何に興味を持ってたか思い出した。
全然かけ離れた生活してるけど…

鈴木亮平くんの漁師の役、かっこよす!
もっと見たかった!

松本穂香出てたんだ!
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