みあね

はだしのゲンのみあねのレビュー・感想・評価

はだしのゲン(1983年製作の映画)
4.0
中沢啓治の漫画が原作。作者の原爆による被爆体験の自伝的なアニメ。第1弾。

1945年(昭和20年)8月6日午前8時15分、日本の広島市に原子爆弾(リトルボーイ)が投下された。
投下された原爆は上空600mで炸裂した。
爆発に伴い熱線と放射線、周囲の大気が瞬間的に膨張し強烈な爆風と衝撃波を巻き起こした。爆心地から2kmの範囲の建築物はほとんど吹き飛ばされ、3.5km離れた場所でも素肌に直接熱線を浴びた者は火傷を負った。
これら爆発による光線と衝撃波から広島では原子爆弾の事を“ピカドン”と呼ぶ。
当時の広島市は人口約34万人であったが、爆心地から1.2kmの範囲では当日中に50%の人が死亡し、同年12月までに更に14万人が死亡したと推測され、殺傷者としてまとめると20万人とされている。(wiki参照)

これ少年ジャンプで連載されてたってのが驚き( ゚д゚)作者の【おれは見た】を基に創られている。
自分の卒業校は原爆ドームにも行かず今作も残酷描写があるからという理由で避けられていた(思想的なモノではなく保護者からのクレーム対策が強い)
なのであまり原爆に対して触れずに育ったがやはり知っておくべき歴史だと思った。
今作ではカットされてるシーンも多い様なので興味があれば原作を読んでみるのも一興。

※作中で犬さんや馬さんも原爆で亡くなります(明確な描写あり)苦手な方はご注意ください。
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