デヴィッド・フィンチャー監督によるFacebookの始まりを描いた話。
出来事に対して映画になるのが異常に早い気がするが、Facebookはそれほどの影響力だったのか。
無論これは映画なのでマーク・ザッカーバーグの人生をただ順に追う形ではなく、なぜ親友に提訴されることになったのか、それを過去と現在を往復しながら解き明かしていく後世になっている。
冒頭からザッカーバーグはかなり性格が悪めなキャラとして描かれる。
Facebookが徐々に盛り上がっていく過程はアメリカらしいサクセスストーリーとして面白いけれど、後に提訴される未来を見せられている分素直に喜べなくなる。なんとも言えない切なさ。
現在進行形の話であり、過渡期で終わってしまうので消化不良感はちょっとあるけどパソコンとかサーバーとかそういうの大好きな自分としては楽しめた。