仮面の大使

ソーシャル・ネットワークの仮面の大使のレビュー・感想・評価

ソーシャル・ネットワーク(2010年製作の映画)
4.0
 天才の成功と喪失を描いた映画。  

 ハーバード大学生のマーク・ザッカーバーグ(ジェシー・アイゼンバーグ)は女の子を怒らせて振られたことをきっかけにし、SNSを作る。それが巨大サイトとなり、彼は成功したのだが…。

 Facebookはやったことないし、あまり知識はないですけど、面白かったです。 

 成功=幸せではないんだと思いました。確かにザッカーバーグは天才で彼が成し遂げたことはすごいとは思います。ですが、その過程で無二の友を失い、彼は孤独になりました。ラストシーンの虚しさ、切なさは相当なもの。幸せの定義は人それぞれだと思いますが、ザッカーバーグが幸せには見えませんでした。

 早口で喋り、天才だけど変人なザッカーバーグをジェシー・アイゼンバーグが好演。学生時代の過去パートと二つの訴訟を起こされている現代パートを組み合わせた構成も面白く見ごたえがありました。

 
仮面の大使

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