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ソーシャル・ネットワークのwakaのレビュー・感想・評価

ソーシャル・ネットワーク(2010年製作の映画)
3.3
【点数】 65点
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「俺は友達だった。」

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【感想】
ジェシー・アイゼンバーグが好きなのでいつか観たいと思いつつ機会がなかった映画。
あらすじ(というかマーク・ザッカーバーグについて)はご存知の方も多いと思いますので割愛。


(過去と現在の描写が交互に描かれる映画ということを把握していなかったので初め一瞬だけ「?」となりましたが)映画はフェイスブックを巡る二件の訴訟を軸に、何故マークが訴えられるに至ったかが描かれます。

終始マーク・ザッカーバーグの頭の中ははっきり理解出来ないままで、相手を出し抜くつもりはなかったのかあったのか、また出し抜くつもりだったとしても心は痛んだのか否か。様々な予測をしながら観ることができます。
ただいずれの場合にせよ、フェイスブックという「クール」な発明への探究心だけは確実に感じられる作品でした。

フェイスブックの成功以外の全てを犠牲にしても一見飄々としているマークが、最後にたった1人の知人(好きだった女の子)に送った友達申請のステータスを延々と確認しているシーンが、天才の孤独を想像させてくれました。
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