記録用、タイトル映画と別もの
バナナマンコント『cutie funny』

ネトフリで見れるバナナマンさんのコントもいよいよこれで最後。淋しい。寂しいと淋しいの使い分けって客観か主観かなんやね…知らなんだ。

○cutie funny
…これまで見た6作品？のオープニングの中で1番格好良かった。言ってる事が芸人さんならではの本懐って感じがする。
キュートかファニーか、それを見分けられる力がある事が人生を楽しむ秘訣なのか？いやいやそんなものが分からないままでそれを巻き起こしてる人間の方が人生を楽しんでる！という哲学的な二項対立が急に立ち現れてドキッとした。
芸人さんは何が面白いのか？を考え続ける仕事だろうけど、本来彼らが憧れたものは『面白いを哲学する人』じゃなくて生き生きした『面白い人』そのものってことを言ってる気がした。

○old man
…夏のある日待ち合わせた設楽が遅刻してくる。謎の小包を抱えた設楽は遅刻した原因となる『野々山のおじさん』について話し出す。シンプルな設定で話の奥行きがグーっと広がってく感じすごい好き。最後までほっこりした気持ちで見れた。

○experienced singer
…めっちゃ好き。日村演じる大物歌手の善洋寺あきらと彼の身の回りをサポートするマネージャーの高雄ちゃんがグダグダしゃべるだけ。日村さんの演じる大物歌手って見たことないのに雰囲気わかる。
善洋寺の偉そうなようで親切で、態度は堂々と来てるけど意外と寛容でバカの自覚もある天然っぷりがかわいかった。

○日村がゾンビになっちゃった
…まんま。ゾンビの演技してるけどアクシデントでたまに素の日村さんが出てくる時めっちゃ笑った。雄叫びあげてるのが似合う人間っていいやね。設楽さん当たり前みたいに電話で報告しててウケる。

○赤えんぴつ
…おなじみの。延々と設楽さんが夢の話をして挙げ句の果て日村さんにブチ切れる。夢の話って楽しそうに話されても…てなるよな、僕結構ひとのん聞くの好きだけど

○lucky charm
…だるまを祀る不思議な夏祭りの日、怪しいだるまを手にした青年が彼女にプロポーズするも、だるまが有る無しで状況がガラリと変わり魔力を信じるようになる。構成が面白くて最後にはホッコリする。

○間幕劇
…『上下左右ゲーム』だれかとやりたくなるね、読まれる文章に入ってる上下左右に合わせて首を動かすという。これめっちゃ間違えまくる自信がある。できた？て聞いた設楽さんにニコニコ日村さんができたぁ…って答えるの可愛い。バナナマンは色んな遊び知ってて楽しそう。

楽しいコント集でした。

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