青いパパイヤの香りのJunのレビュー・感想・評価

50年、60年代のベトナムの生活をほとんど台詞なく淡々と描いている映画。
フランスで制作されたセットだからか、なんか衣装とか小物が子綺麗でオシャレだった。
音楽がなんとも独特なんだけど、生活音や虫の鳴き声、雨の音なんかは心地よかった。
演技は現地の素人の人なのかお粗末ではあるけど、日常を感じる映画が好みなのでそこまで嫌気はなく最後まで観れた。
生まれながら今まで日本で育ち、現代の文化で生きている身としては、多少カルチャーショックはあるけど、異国の映画として楽しめる作品。