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青いパパイヤの香りのkankoのレビュー・感想・評価

青いパパイヤの香り(1993年製作の映画)
3.8
最初、虫の声に圧倒された。とても美しく計算されて作られた作品。一枚一枚美しい写真を見せられているかのようなそんな印象を受けた。特に窓への視点、窓からの視点。夕方本当に闇に映る前のあの時間、暗闇に浮かぶ灯り、影。本当に美しい。

少女時代の一つ一つのエピソード、お婆さまを陰から覗くおじいさん、ちょっと怪しくて怖い。
無垢で可愛い少女からいきなり10年たったのでちょっと驚かされた。初々しい妖艶さが漂っていた。
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