みおこし

女と男の名誉のみおこしのレビュー・感想・評価

女と男の名誉(1985年製作の映画)
3.6
ジョン・ヒューストンによるブラックコメディ。ニューヨークのマフィアであるプリッツィ・ファミリーで殺し屋として働いているチャーリーは、ドンの孫娘の結婚式に来ていたアイリーンに一目惚れ、2人は恋に落ちる。しかし、アイリーンはフリーランスの殺し屋で、ファミリーにとっても許しがたい敵だった...。

オスカーもノミネート、ゴールデン・グローブも作品賞受賞してるのにFilmarksではやたら評価の低い本作。個人的には主演2人の演技合戦が楽しくて楽しくて!かなり好きな一本でした。
80年代を代表する女優の1人、キャスリーン・ターナーが出てる作品はどうしてこうもブラック要素が強いものが多いのか!(笑)しかも今回はまさにMr.ブラックなジャック・ニコルソン共演ということで、もうとにかく黒々しい。(笑)こんなに最強の殺し屋同士の夫婦ほかにいないんじゃないでしょうか。
監督の娘さんであるアンジェリカ・ヒューストン、監督はどんな気持ちでお嬢さんにあんな下品なセリフを言わせたんだってくらいブッ飛んだキャラで最高でした。冒頭の結婚式のシーンからインパクト絶大で、そりゃあんな格好をして現れたら勘当されるよなと(笑)。女優陣2人があまりに濃いので、いつもよりジャックおじきが目立ってないのが新鮮すぎました。そんなことってあるのか!(笑)
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