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フレディVSジェイソンのASAのレビュー・感想・評価

フレディVSジェイソン(2003年製作の映画)
3.6
ジェイソンのガタイがあんまりよろしくなく残念。ただ、野外のパーティーに炎を纏って殺戮を繰り広げるシーンはめちゃくちゃカッコよく、13金part7を彷彿とさせた。ジェイソンのファーストキルのメッタ刺しからの"ベッド二つ折り"は豪快で、今作における見所の一つとなっている。
フレディの弱点が火でジェイソンの弱点が水、という設定はあんまりしっくりこない。2人とも火と水と深い関わりのあるキャラクターなので、むしろ耐性があるのでは?と感じた。ジェイソンに関しては長年湖の底に封印されていたし、水中からの奇襲で何人も殺した実績があるのだから。
まぁそんなことはともかく、景気のいいロックが開始のリングとなった終盤の2人のバトルは痺れた。狡猾に攻めるフレディに対して寡黙に不器用に攻撃するジェイソンの構図はまるで正義対悪のようだった(もちろん私はジェイソンを応援)。しかし、ジェイソンはもちろん正義のヒーローなんかではなく、しっかり殺人鬼を貫いていて好感を持てた。
バトルの締め方もGOODで、二大英雄の決着を納得させるものだった。
好きなキャラクターだっただけに、ヒロインの親友のキーラの扱いが酷いのが残念。
レザーフェイスとも戦ってくれ。
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