トルーマンバロウズ

殺人魚フライングキラーのトルーマンバロウズのレビュー・感想・評価

殺人魚フライングキラー(1981年製作の映画)
3.2
舞台はカリブ海に浮かぶとあるリゾート地、ここでは観光客やダイバーが海で惨殺される事件が発生していた。
ダイビングインストラクターをしているアンは一連の事件について独自に調査を始めるが・・・・。

ジェームズ・キャメロン大監督のやや黒歴史なデビュー作として有名なB級エログロモンスターパニック映画。
一応ジョー・ダンテ監督のピラニアの続編ではあるが、ストーリー的にはあまりつながっていないので独立した作品として充分楽しめた。
フライングキラーの造形自体は手作り感があって悪くなく人の首に噛み付いたり、チェストバスターみたいに体内から飛び出してくる描写などは良く出来ていた。
ただフライングキラーが夜のお祭り会場を襲う目玉のシーンがわりとあっさりとした展開になっていてせっかくの見せ場なのにかなりもったいない気はした。
全体的にとてもあのキャメロンが監督したとは思えないくらい平凡なモンスター映画だった。