MoriyaTaro

花と龍 青雲篇 愛憎篇 怒涛篇のMoriyaTaroのレビュー・感想・評価

3.3
明治の初めの労働者取りまとめのやくざ世界の成り立ちはこんな感じだったのだろうか。風呂敷に入れた鍋と小さな赤ん坊を連れた裸一貫の男と女のシーンで始まった2時間半の超大作はあっという間に過ぎていった。まだほんの数世代前の日本人たちがその時々の価値観を持って社会の中で激しく生き抜く姿を生々しく描いた人生劇場に酔いしれた。
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