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若親分千両肌のmitakosamaのレビュー・感想・評価

若親分千両肌(1967年製作の映画)
3.5
スカパーにて。若親分シリーズ最終作。南条武も見納めですわ。

南条武が出所する所から物語がスタート。なんか前回も出所から話が始まらなかったかな?毎回毎回山ほど人を斬ってはムショ入りし、すぐ出所するんだな(笑)

出所したら勘違いでいきなり撃たれちゃう。
で、マジックの一座に拾われるのだが、この座長が長門勇。滅茶苦茶パンチが効いてるキャラクター。人情肌だが満州仕込みの空手で滅法腕っ節が強い。

一方、例によって街では組同士のイザコザが。昔ながらの人情派親分(東野英治郎)の組と、新興の悪どい組。
これが海軍の機密が絡み抗争するのを南条が間に入る。この変は毎度の展開だね。

しかし、今回はマジックの座長が仲間にいるぜ!座長と共に悪徳ヤクザ相手に大立ち回り。

もう、ラストには座長が空手着にサイを両手にもって、剣術道場の生徒相手にマジバトルだぜ。もう爆笑。
若親分シリーズ最終作で、なぜにこんな変な脇役が目立っちゃうのか?!

人知れず旅立つ南条だが、空手マジシャンに全てを持っていかれた感が強い。良いのかしら…
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