最初から最後までずーーっと楽しくて見やすい映画でした。
ジャッキーといえば当然アクションなんですけど、この映画の場合は特にアクションが得意な主人公ではなくて、戦いにおいてはただの一般人。
しかし運転だけはめちゃくちゃ得意なので、タキシードが出てこない序盤も物凄いカーアクションであっという間に惹き付けられました。
ジャッキー映画の好きなところは、アクションの合間合間の会話が楽しいんですよね。
テンポの良いコメディシーンから流れるようにアクションに移るので、飽きる暇がない。
さらに言うと、ところどころでヒロインのセクシーなシーンが入るので良いアクセントでした。
全編通して「冴えない主人公の女慣れ」みたいなのが裏テーマとしてあるので、タキシードを着た時のスマートさで補える部分と、補えない喋りとかの部分がよりキャラクターを魅力的にしてましたね。
それはアクションにも表れていて、とんでもなくハチャメチャなアクションをしたと思えば、スーツの暴走にふりまわされたり、脱がされて弱くなったり、スーツは最強だけど万能では無いのが面白かったです。
話はまとまりつつも色んな要素で一辺倒で無かったのが良いアクション映画見たなー、っていう感覚に繋がりましたね。
こういうの、こういうので良いんです、ほんと。最高。