久々に観るとやっぱ『心理戦』と『駆け引き』はおもしれぇな~☆
改めて観るとLと月の『差』っていうのがハッキリ解るね。
それは『覚悟』の差。
Lには文字通り『命』を懸けて『キラ』に挑んでた訳だけど、月にはその覚悟は希薄だった。
いや、ゼロと言っても過言ではない。
Lの行動には一見命を粗末にしてる様に見えるが、
それはそれだけの犠牲を背負わなければ『倒すことのできない敵』と判断したからに他ならない。
「L、あなたはいつも自分は安全圏にいる!」と罵られながらも、
彼の中に燃えていた『静かな蒼い炎』は最後は『覚悟』と共に昇華した。
その様に素直に美しいと感じたし、感動もした。
でもあの映画でイチバンかっこよかったのは、月の父親・松田部長!
あれはカッコイイよ!
『刑事』と『父親』の間で揺れ動くその様は、
『正義』という『つがい』でしっかりと言動と行動のひとつひとつに伺得る事が出来たのが、
この映画唯一の『救い』の部分だと思う。
いや、原作に負けず劣らずの名作だと思います♪