ジャッキーケン

永遠のこどもたちのジャッキーケンのレビュー・感想・評価

永遠のこどもたち(2007年製作の映画)
4.0
泣ける!妄想癖のあるシモンが架空の友達と遊んでいくと妄想が現実に現れついには姿を消してしまう、子供たちの罠にかけられた母親ラウラがシモン探しに出る

シモンが失踪するのは後半に入ってからなのでローテンポに感じたがJAバヨナの一瞬の恐怖演出
婆さんの生々しい事故シーン
一概にホラーとは言えないがバヨナ監督のホラーセンスは抜群

主人公の母親はとある施設に育ったという設定、これが超重要でラストめっちゃ泣ける
「インポッシブル」でも強い母親像を描いていて本作も息子を助けようともがく強い母親像
悲しくも優しいラストに号泣させられる。

シモンは薬を飲まないと死んでしまい病を患ってるのかシモンは孤児なのかシモンについて疑問が残る、その反対が「怪物はささやく」の親子に反映されてるのだろうか

良い余韻が残る
父親の微かな笑顔も好きだ