fam

祇園囃子のfamのレビュー・感想・評価

祇園囃子(1953年製作の映画)
4.0
雨月とはまた全然違くてリアルな描き方とストーリーが良かった。
資本主義の構造がわかりやすい
お金と権力のある人が全てを決め、お金も権力もない人は言いなりにしかなれず自由がない。
お金がないのに相手を選ぶなんてあなたにそんな権利ないでしょみたいな女将のセリフこわすぎて
これが今も変わらないということもこわいし資本主義ってどうしても弱者がでてしまう
もし、女将?が主人公側の立場になれたらフェミニズム映画になってたのかなぁと思うとまたなんかおもしろい

そして主役の2人きれい
舞妓さんの所作すてき
鏡のショットも美しき。。🥺

切ないけど現実だなぁって
fam

fam