祇園囃子の作品情報・感想・評価・動画配信

『祇園囃子』に投稿された感想・評価

まさ
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義理 お金 人権
専務最悪 今日から旦那は私

挨拶に行くシーン
簾越し 衝立
3.5
売り手と買い手の非対称性を強調するサディスト溝口。ビンタは激弱。
路地を切り取る構図、室内のフレーム内フレーム構築は見事と言うほかない。間仕切りの布と若尾文子の臀部による画面分割なんて鳥肌ものですよ。
3.6
空間が広がっていく座敷の映し方。
若尾文子があんまり好きじゃないんじゃないかと思ってきた。
3.9
流れで観始めたらどのシーンも画が緻密で美しすぎた
舞妓になりたい女の子はみんなこれ観てから進路を決めたらいいと思う

世界中の後進フィルムメーカーに多大な影響を与えた溝口健二(演出)依田義賢(脚本)宮川一夫(撮影)の黄金トリオが「雨月物語」と同年にプロデュースした秀作。欲にまみれた色街のしきたりや価値観に抗いながら…

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264835
3.5
後半の情緒、最後の2人の美しさ!
美代春の動作に哀愁が滲む

性を売らないことによる失態を性を売ることで尻拭いする、そうするほかない生き方
前半はとにかく若尾文子が可愛い。アイドル映画かと思うほど。
と思いきや、苦々しい話に。

本当に欠点が無くて、隙のない映画。
aco
4.0

京都の祇園を舞台に、名の知れた芸妓と彼女を頼ってやってきた舞妓志願の少女が様々な苦難に遭いながらも共に力を合わせて生きていく姿を描く。

芸者の世界は、茶の湯、鼓、三味線、舞などの表向きの華やかさと…

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「口で言うのはやさしいが、辛いぇ」

厳しい姐さん(木暮実千代35歳)がアプレゲール全開なあやや(19歳)に振り回されて、逆に仕込まれていくシスターフッド。売春防止法の完全施行(赤線廃止)を控えた世…

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IK
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走り寄ってその膝に臥す。
あんたの気持ちはできるだけ通させてやりたいと思ってる、とどこまでも栄子さんを守る美代春さん。
「京都の名物も、世界の名物も嘘や。お金で買われるんが上手な人が出世して、下手な…

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