「みんな嘘つきばかりや。京都の名物も世界の名物もみんな嘘や。お金で買われるのが上手な人が出世して、下手なのは私みたいにボイコットされるんやないか。身体を売らんとやっていけんのやったら私、舞妓やめる…
>>続きを読む華やいで賑々しい世界に二人だけ取り残されていく様を祇園の深くて狭い路地を覗き込むように撮る。コンチキチと祇園囃子が通りからもの悲しく聞こえてくる。
孤独がヒシヒシと迫るほど肩寄せ合う二人が哀しい。
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小津を思わせるような撮影方法がまず目につく。座っている場面でもカメラの位置が低いが固定されてるわけではなく、それぞれの登場人物の動きに合わせて最適な撮り方を選んでいるのだろう。動きが見やすくて良か…
>>続きを読む「日本の美しさの象徴」とか持て囃されても、立場が弱く自分の意思など取り合ってもらえない芸妓の辛さや厳しさ。そんな世界から抜け出そうにも貧しさ故にままならない現実がなんとも歯痒い。
ラストはいくつか…
完璧。今で言えば芸能事務所のシンドイ話を見せられる感じ。ラストシーンだけでも素晴らしい(という言い方は、濃密な作品世界のラストシーンについにいたった感慨でもある)。新入り若尾文子の身代わりで辛い務め…
>>続きを読む幸せになる小暮実千代を見たことがない
堅実で隙のない脚本、あくまで当時の構造をシンプルに教えてくれてるような印象
「だあれ?」「待ってたよ」というセリフの洗練されたキモさ
幼き若尾文子が襲われるカッ…
鏡、家屋の戸や道の幅、奥行きを利用したショットが美しい。政治体制や「憲法」が変わっても、未だ真なる意味での近代化を成し遂げていない一部の日本を告発するかのような映画。溝口はそうした古い文化を愛でる気…
>>続きを読む今のところ何がしたいかわからん
スダレや戸の間仕切りで二人いるうち一人を隠しながら会話
悪くないんだろうし、終盤の美代春が電話を受けて、細道を手前から向こうに歩いていくところからのシークエンスと…