何だったんだ、これは…！！
ウェス・アンダーソンの作品に出てくるキャラクターは、みんな、ちょっとずつ失礼で、ちょっとずつ傷ついていて、ちょっとだけ家族関係/夫婦関係が上手くいってない。
監督の描く、このちょっと壊れた、それでもちゃんと優しい人たちが大好きです。
『天才マックスの世界』、『ザ・ロイヤル・テネンバウムズ』に続き、今作の登場人物も、みんな落ち着いていて、みんな感情が余り表情に出ない。
その淡々とした話し方がクセになる。
『トゥームレイダー』シリーズでメカニックを演じたノア・テイラーが、今作でもメカニックを担当してて嬉しくなりました。
ドラマ『クリミナル・マインド』でドクター・リードを演じたマシュー・グレイ・ギュブラーが、インターン生のニコを演じてたのも好きなポイント。
アフロ頭が可愛かったです。
デヴィッド・ボウイ、ディーヴォ、イギー・ポップ&ザ・ストゥージズ、ゾンビーズ、シガーロス……
音楽好きがハッとなる曲がたくさん使われてる。
だからウェス・アンダーソン作品、大好きです。
