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ライフ・アクアティック2004年製作の映画)

The Life Aquatic with Steve Zissou

上映日:2005年05月07日

製作国:

上映時間:118分

3.7

あらすじ

「ライフ・アクアティック」に投稿された感想・評価

初めて見たウェス・アンダーソン作品がこれで久しぶりに再鑑賞。
良い意味でクセのある作品。

父と息子の突然の出会いから、海洋冒険家としての海底三昧。
何より笑ったのが潜水艦で全員集合の場面。
狭いくせにきっちり並んでるとこなんてかなりのツボ(笑)

そして陸地に上陸する際のどこかマヌケな雰囲気も良い♪
ポップな魚や深海魚の映像に、音楽の使い方が絶妙の仕上がり。ジャガーザメは幻想的な美しさ。

ビル・マーレイが案外普通に感じてしまったが、ウィレム・デフォーの弱虫振りが最高です。
他にもケイト・ブランシェットやジェフ・ゴールドブラムなどの役者が、うまくかみ合っている事にも驚くキャスティングの妙。

嵌るかどうかは見る人次第のアンダーソン作品。やっぱりクセになる。
落ち目の海洋探検家現海洋ドキュメンタリー監督、追い討ちをかけるように親友をジャガーザメに食べられ失う。

そんな主人公のスティーヴが親友の敵討ちと、名声回復のためにまた海へ向かう、その道中を個性的でクセありな登場人物とポップな映像まぶして描く。

ビル・マーレイのブルーのつなぎに赤いニット帽姿がかわいすぎる。

コテコテのおじさんをここまで可愛く撮るのはウェス・アンダーソンさすがだわ。

息子かもしれないという男は現れ、記者とはギクシャク、海賊は出てくる、トラブル続きの航海を経て堅物のスティーヴが少しずつ変わっていく。
終始ふんわりほのぼのしたまま終わるのかと思いきや、人が死んだりと、いつもながらふわふわしながらもピリッとスパイス、人間の生々しさもさらっと描き、ほのかにブラックで期待どおり。
Amelie

Amelieの感想・評価

3.5
わりとウェス・アンダーソンっぽさ控えめの映画でした。視覚的に楽しく可愛らしいセットの中で一癖も二癖もあるキャラクターたちがストーリーを繰り広げていくという大枠はいつも通りではありながら、そのストーリーや随所の演出がいつもとは少し違う雰囲気になっていた気がします。実に個性豊かなキャラクターたちは、寓話的でありながらも人間の醜い部分を映し出しているようなリアルさもあるのが面白かったし、だからこそ見ている側が救われるような部分もあるのかもしれないと感じられました。正直ストーリーがすごく面白かったとは思えませんでしたが、それでもなんだか見続けたくなるような魅力があり、その点が非常にウェス・アンダーソン的な部分かと思います。いつものようなウェス・アンダーソンのゴリゴリの作家性を求めて見ると少し物足りないかもしれませんが、少し違った面白さを感じられる一本でした。
ウェス・アンダーソン作品5作品目
個人レビュー2作品目。
2004年に公開されたウェス・アンダーソンのスタイルのユニークなスタイルが見え始めた良作。
海洋学者、ドキュメンタリー映画監督であるスティーブ・ジスーとそのチームが友人を食べた未知の生物「ジャガーザメ」を追う冒険譚...

というのは表向きでの説明である。もちろんその要素はたっぷり描写されているのだが、この作品の本当の見所はビル・マーレイが演じるスティーブと彼の息子(?)のネッド(オーウェン・ウィルソン)の関係性の発展だろう。世の中や社会に揉まれて疲弊しているスティーブが、まだまだ若く従順なネッドと時を共にしながら、時に喧嘩し時に家族のような愛情を見せる実に不器用な親子愛が見ることが出来た。

キャストは他作品に登場する「アンダーソン・ファミリー」のビル・マーレイ、オーウェン・ウィルソン、ウィレム・デフォー、アンジェリカ・ヒューストンを始めとする面子に加え、ケイト・ブランシェットやジェフ・ゴールドブラムなどの一流俳優なども参加するオールスターキャストだった。

この中でも1番評価すべきなのはオーウェン・ウィルソンだろう。父、スティーブのファンでありながらも30歳になるまで彼と親子の関わりをもてず、彼に対しての複雑な感情がマーブル模様のように混ざりあった状態を全て上手に演じ切っていた。ライトニング・マックイーンでお馴染みの彼だが、今作とダージリン急行でそのイメージはいい意味でだいぶ抜けたと思う。

ビル・マーレイも相変わらずの名優ぶりで、彼がアンダーソン作品にもたらすものは只者では無い。彼はアンダーソン監督がどのシーンでどのような感情を出してもらいたいか、オーディエンスをどのような精神状態に置きたいかを誰以上に理解してるのが見えてわかる。

この作品のフィルモグラフィも素晴らしいポイントのひとつだ。アンダーソン監督作品初期のものとはいえ、後の作品と繋がるシンメトリーを強調した画角やショット、何処を切り取っても美しいと思える色彩センス、彼が後に手がける『ファンタスティック・Mrフォックス』や『犬ヶ島』につながるストップモーションの水生生物達、そしてまるで絵本から飛び出たような美しいセット。
全てにおいて評価せざるを得ない仕上がりである。

正直なところ、フィルモグラフィに目を引かれすぎてストーリーの善し悪しに他作品ほど目がいかなかったのが事実だ。

今作はRotten Tomatoesなど批評サイトではアンダーソン作品の中でも特に低い評価を受けているが、彼のキャリアと彼特有の作品色の確立には欠かせないピースとなっていること間違えなしだろう。

さすがウェス・アンダーソン、本当に美しい作品だった。

このレビューはネタバレを含みます

記録用
エレノアとのやり取りの時ずっと後ろのシャチ見ててなんで喧嘩してるのか分かんなかった
エレノア、動物いっぱい飼ってるし、頭良くて有能だから好き
BGMを担当してるギター抱えたニキも大好き 彼が担当するエンドロールが聴けて良かった
明らかに致命傷になる位置を撃たれた人が滅茶苦茶元気そうにしてる映画は気楽に見れるので良いね
チープな潜水艦とかミニチュアみたいな断面図とか、画面の端々に現れる架空の海底生物達が可愛くて良い
息子(?)は死んだけど結局どういう繋がりだったのか、ボーッとしながら見てたからよく分からんかったな
テネンバウムズと連続で見たらプライドが高くて扱いに困る面倒臭いおじさんの言動に延々とハラハラさせられる羽目になった
あと犬が死んでしまわないか、ずっと警戒しながら見てたけど、理不尽に叩かれたり船に忘れられたり島に忘れられたりしてたけど少なくとも死ななかったのでよかった 本当に良かったです
AK

AKの感想・評価

4.5

このレビューはネタバレを含みます

【再鑑賞】
海洋冒険物だけど出てくる海洋生物の造形がみなカラフルでかわいい。
船長大好きなウィレムデフォーや見栄っぱりなビルマーレイの役柄が面白かった。

ジャガーシャークを見て船長が感極まるシーンは、今まで飄々と振る舞ってきた船長が親友やネッドの死に少なからずダメージを受けていたこと、それだけ大事に思っていたことが垣間見えてホロっとする。

ネッドがヘリコプター事故で死ぬシーンが印象深い。真っ赤な画面と走馬灯のような映像がフラッシュバックのように差し込まれ、カメラが波に揺れながら徐々に血の赤色が画面に映り込んでくる。直接的に亡くなるシーンを見せられるよりドギッとした。
今回はいつものテンポ感と色合いは少なかった。
でもなんていうかいつもの他の映画を嘲笑うかのようなサバサバした感じがやっぱり好き。
随所に見られる軽快な音楽と映像の一見不釣り合いそうで気持ち悪良い感じも好き
マナミ

マナミの感想・評価

3.8
Sigur RosとDavid Bowieが流れるところが良い。あとキャストもGood
ただ眠気を誘うストーリーだからウェスアンダーソン映画の中ではそこまでグッと来なかった…
Ririko

Ririkoの感想・評価

3.9
大好きウェスアンダーソン🦈
でも今回はウェスの世界観少なめ。

それでも好きなシーンたくさんあって、
船を断片図にして移動するシーンとか
海賊に囚われてからの反撃するシーンと音楽もめっっちゃ良かった〜!!

ビルマーレイかっちょいい。
みんなオソロの赤キャップと制服もキュートすぎる!

あと、みんな悪口言われたりして
すぐ落ち込んだり泣いちゃうのかわいい。

0か100かみたいな動き大好きすぎる。笑

そして安定の神キャスティングなんだけど
ジェイソンシュワルツマンいないの寂し🥲

ラストのジャガーシャークとの遭遇からの
エンドロールがこれまた好きすぎた🥲
やうゆ

やうゆの感想・評価

3.0
テーマパークとして見たら結構楽しい
けど、描写と展開が色々奇妙である
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