ハレルヤ

ザ・ミッション 非情の掟のハレルヤのレビュー・感想・評価

ザ・ミッション 非情の掟(1999年製作の映画)
4.0
香港の裏社会のボスであるブン。突然命を狙われた彼を守るために5人の男たちが集められる。次々と襲撃を受けながらも主犯を突き止めようとする彼らの姿を描いた香港ノアール。

非常に高い評価を得ている本作。興味津々で鑑賞しました。その評判通りの満足度。香港映画の良さが詰め込まれている気がしましたね。

81分という短い時間の中、銃撃戦に次ぐ銃撃戦。駆け引きに男たちの友情など多くの要素が盛り込まれています。

その銃撃戦も「男たちの挽歌」のような熱苦しさたっぷりとは逆で、激しさの中でも冷静な視点を持った演出。冒頭のアクションからもう面白さが感じられ、狭い路地でのライフルを持つ相手との戦い、ショッピングモールでのフォーメーションバトル、ラストのアジトでの攻防戦など印象に残る場面ばかり。

そして裏社会の掟を破ってしまったメンバーに対して、ラストの食事の場面ではどうなるのか。隅々まで面白い。難しい話もなく、テンポもいい。お気に入りの一作になりました。
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