昨日見たオープン・ユア・アイズのハリウッドリメイク、というよりハリウッドが添削したお手本って感じで、そういう意味で2日連続で見ると、映画の勉強になる。こんなにも良くなるのか〜不思議だ、同じエンディングなのにこっちは救われるんだわ。オープン・ユア・アイズも良いんだけど、12モンキーズのような終わり方なんだわ。
ストーリー、脚本まったく同じで良いところはそのままで、良くしたいところは直した映画。キャストに関しても、ペネロペ・クルスは良かったよね〜じゃあ続投で、っていう。高所恐怖症のエピソードを入れるとエンディングでカタルシスが生まれるし、ほくろの位置のエピソードの回収方法には感心した。
全体的にこっちの方がラブコメっぽい作りでメリハリがあり、サイコスリラー要素がない。主人公も分かりやすいお金持ちにしてて、要するにドクターストレンジなんだわ。絵の上手いエピソードから、アートに発想を飛ばして、モネの絵をイメージしてタイトルまでバニラスカイに変えてしまうのも腑に落ちる。
全く同じ役を演じたペネロペ・クルスも、こっちのほうが垢抜けて可愛い、これもハリウッドマジックだろうか。
そういや大学時代友人にバニラスカイはペネロ・ペクルスのおっぱいが見れると教えてもらったのを思い出した。ただ、おっぱいに関しては4年若いという点でオープン・ユア・アイズに軍配があがる。