祈りの幕が〜が面白かったのでこちらも。
日本橋が舞台というのは個人的に気分が上がります&知らなかった雑学を教示してもらえる点はとても好きです。
序盤溝端淳平の渡る世間〜におけるえなりかずきみたいな台詞回しが若干引っかかったのですが、中盤以降は緩和され気にならず。ミステリーとして手堅く面白く魅せてくれる映画という印象です。
祈りの幕が下りる時に比べるとやや冗長に感じました。
いつも思うんですが東野圭吾が描く貧困の独特の暗さ。一般社会との断絶をこちら側に感じせしめる描写が切なく、痛かったです。そういう点を映画としてキッチリ再現している点は好印象でした。
