jam

最高殊勲夫人のjamのネタバレレビュー・内容・結末

最高殊勲夫人(1959年製作の映画)
4.1

このレビューはネタバレを含みます

好きで好きでたまらないんだ

私もなのよ あなたを好きなのよ
だって好きなんだもん


玉の輿 三重奏…
姉二人が会社経営一家の兄弟の元へ嫁いだことから、
末娘杏子と末息子三郎の結婚を周囲が画策

そうはさせるか!
当の二人は反発するものの…


60年以上前の作品なのに
オープニングからのセンスあふれる演出に脱帽する

"若尾文子映画祭"
この素敵な企画
前回はコロナ騒ぎが加速するなか
参加できずにいたけれど
嬉しいアンコール上映が。

珠玉の32作品、どれも観たいけれど
時間が合うこちらから

かわいい盛りの若尾文子の魅力爆発
"あやや"と広く親しまれる愛嬌たっぷりの
くるくる変わる表情にknockdown

王道のラブコメで
結末はわかっているはずなのに
時代を感じられる、でもそこがいい
カラッとした笑いに劇場中が包まれる


ごめんあそばせ
お気の毒ね おあいにく様
クラシカルな言い回しがかえって新鮮に感じる

川口浩の坊ちゃん感
船越英二のちょっとエッチな若社長
脇を固めるキャストも個性的で楽しくて


アレコレ抵抗してみても
惹かれ合う気持ちに嘘はつけず

結局は姉の思う壺
悔しいからと二人でかましたあの表情が
最高のshot

壁に飾ってニマニマしながら眺めたい!
あやや、Forever‼︎
jam

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