最高殊勲夫人の作品情報・感想・評価

「最高殊勲夫人」に投稿された感想・評価

焼き

焼きの感想・評価

4.3
・人叫びすぎ、ちょっとぐらい食べ物こぼしても問題ないぐらいの勢いで生きてるの好き
・人が満ち満ちのなかで環境音の取捨選択がきっちりしてる、プロポーズの距離がある時だけ集団うるさくて…のくだりになる
・画面が2人以下になるときがほとんどない、一対一になれる電話ですら盗聴され、2人のトンカツ屋の後ろではムキー女、不倫現場に乗り込む弟、親子水入らずに入ってくるリーマン…
2人だけの世界になった瞬間終わり、不倫相手の電話、付き合ってステージに立ち、兄夫婦は部屋に2人にして終わり
・満員電車の乗り降り、娘父、電車内で横移動での噂の広がり方、4つめまである
じょな

じょなの感想・評価

3.6
昔の映画にしては濃厚な頭脳戦映画。かと言ってわかりにくさは全く無い。

良くも悪くも伝統的な政略結婚、お見合い結婚に対する盛大なアンチテーゼに見えて、愛があればなんでもええねんと最後に思わせてくれる。

ほっこりとスカッとが良い塩梅に合わさった作品。
ポスターがすでに最高だよね。
野内流

野内流の感想・評価

4.3
すごい勢いで展開されていく話と登場人物を次から次へと拾っていく爆走ラブコメ。でもそこに煩雑さや分かりづらさは全くなくて、後に残るのは爽やかなキュートさだけ
個人的に懐古は趣味じゃないけど、それでもこの時代の良い部分や社会の在り方が切り取られた素敵な映画
やっぱり恋愛映画はウィスキーのダブルみたいなのよりレモンスカッシュみたいなのの方がが好きですね
あとジャケが最高すぎです
惨状魔

惨状魔の感想・評価

4.5
画がずっと可愛い。
若尾文子素晴らしい。
川口浩との最後のツーショット、ずっと見てられる。
再見!たぶん8回目!最高!大天才!増村自身は気に入ってないみたいだが、カメラの位置の面白さ、画面に出入りする人々!←追いつけないよ、天才増村保造は初期からずっと天才なんだぜ!


増村との出会いで確実に生への執着がうまれた。この場を借りてオレッチの人生のベストに驚きと感謝を込めさせて頂きます。




自分自身をしていった人々に私は涙をながします。
ず〜っっっと見たかったやつ!やっと見た!んでチョー良かった!!!!!!!!!
大好き!サイコーのラブコメだ
OPと頭の居酒屋、中盤のタクシーん乗ってついさっき若尾文子にプロポーズした男にイチャモンつけるとこ、電話を受けたあとの藤子、二人の告白、ラストの写真、全部全部めちゃくちゃに良い!
Shaw

Shawの感想・評価

4.3
ウィットと示唆に富む見事な脚本は、非常に巧みに完璧な調和のもと構成されていて、その大胆さが気持ちよく全編を貫く知的な映画。

あっけらかんとして開けっぴろげ、ゆえに下世話であると同時に上品で節操と弁えがある会話劇。肝が据わった魅力的な女性を描くこの作品の独特な魅力は、昨今のいわゆるフェミニズムの描写には見られない良さがある気がする。

これは当時の社会体制に対するカウンターとは必ずしもいえず、むしろそれに見事に適応せんとする女の強かさをうつすその点で、女性映画の一つの完成形なんだろうなと思う。

大いに笑って驚いて唸った忙しい1時間半。プラス最高にハッピーな気分にもなった。
村田

村田の感想・評価

4.5
🎞政略婚させたい長女の企みに抵抗するわ
👍最高なテンポ感の和製スクリューボール
👎次女夫妻の死に設定と空回り気味なモブ
【一言で言うと】
「徒花同士の“恋結び”」

[あらすじ]
三原家の兄弟と野々宮家の姉妹は、それぞれ三原商事の部長と秘書として、長男と長女、次男と次女が結婚していた。彼らの下には三郎と杏子がいる。長女は残るこの二人を結婚させ、トリプル結婚を狙う。しかし三郎と杏子は周囲が勝手に進める結婚話の腹を立て、お互いに結婚しない事を誓ったが...。

超絶大傑作!!!恐ろしく良いテンポに加え魅力的なキャラクター達の喧騒にただただあっという間のひと時だった。
高度経済成長期真っ只中に作られた今作なのでかなり浮世離れしているし陽気なテンション真っ盛りなのだが、それ故観ていてド直球に突き刺さるあの”多幸感“というのがマジで快感。本当に観ていて顔が緩んでくる。

にしても結婚に対するマインドが今と全く真逆なのがすっごく新鮮だし、好きだと思えば一直線にアプローチをする豪胆さには思わず驚きと共に笑ってしまいましたね🤣...

とにかく純粋に面白いし、なんと言っても主演の若尾文子の魅力がもう爆発しまくっとる!!!
家族の思い通りにさせない為に嘘の恋人作って虚勢を張る姿は最高にカワイイし、何よりも服にビールを零してまで飲むあの豪快さに胸を射抜かれてしまった…いやはや、昭和に生きる女性の“気品”には敵いませんな😌...

それに素早いカメラロールと相まって起こるテンポの良い会話劇も痛快で時間を忘れますし、昔の邦画特有の言葉回しが好きな自分にとってはもう一言一句の台詞に感動すら覚えてしまった笑
早口で捲し立てるマシンガントークの軽やかさ、それに誰一人として魅力を欠いてないキャラクター、全てにおける要素が活き活きとスクリーンで暴れ回っており、それを95分という短さで作り上げた増村保造監督の才能に俺は惚れた!!心底惚れたぜ!!!😤

とにかくまたあのキャラ達に会いたいと思わせる、魅力も愛嬌も溢れまくった最高の一本でした!!!

今となっては時代錯誤と言われちゃそれまでなんですが、この当時でしか出せない空気感や雰囲気は今現在では大変貴重ですし、良くも悪くも“緩み”きったあのご時世だからこそできる作品なんだと思っている。

ただレンタルやサブスクにも未だ現れてないこの傑作のDVDを買う価値は充分にありますし、ラストシーンはいつか自分が“花婿”になる時がきたら絶対に真似しようと思う。それくらい最高の瞬間だった。

多分一年も経たない内にもう一回観てるんじゃないだろうか(^◇^;)...“希望”が少ない今の時代だからこそ観て欲しい一本でもありますね〜...
Taul

Taulの感想・評価

4.0
『最高殊勲夫人』
ハリウッドのスクリューボールコメディを日本でやるならこう。ポップに日本を切り取ることで当時の価値観も批評性として捉えられ、どんな時代でも楽しめるロマコメになっている。あややの屈託のない可愛さ。川口浩の斜に構えた感じもいい。ジャケ写のキュートさどおりの作品だ。

2012年2月鑑賞
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