にっしー

丑三つの村のにっしーのネタバレレビュー・内容・結末

丑三つの村(1983年製作の映画)
3.2

このレビューはネタバレを含みます

もう無くなってしまった、NHKのラジオ番組の映画紹介コーナーでおススメしてて、ずっと観てみたかった、、、
今思うと、あのコーナーで、この映画を紹介した評論家の人、すごいな💦

岡山の山村で起きた津山事件がベースの話

事件を起こす継男(古尾谷雅人)は、村でも一番の秀才で、おばあさんと二人暮らしながら周りの村人からも将来を嘱望されており、
兵隊となってお国の為に戦うんだと、自分でも自分の将来への期待でいっぱいでいた
が、結核である事が判明、出征もできず、途端にそれまではチヤホヤしていた村人達がキツく当たるようになる

村の人が全て知り合いで、個々の事情を全員が共有している閉塞感の中、継男の状況はあまりにもキツい!
そう、この閉塞感!ハンパない!💦

銃を集め、刃物を用意して、
でも、怪しんだ村人の通報で家宅捜査を受けて、一旦銃器を取り上げられるのだが、
ここから、また銃を用意しての凶行!🩸
電線を切って、頭には懐中電灯、、、
準備が周到(ーー;)

終始流れるポップな音楽が不似合いで、
でも盛り上げようとする感じが、
次第にクセになる💦


命乞いする人達への殺戮には共感も理解も出来ないし、そこはかとなく感じさせる主人公のインテリジェンスが物悲しい💦
映画だと思うと、虐げられた主人公が復讐するのはカタルシスも感じるが、実話、、、💦

この事件から八つ墓村が生まれたんだなー🤔
にっしー

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