シュウメイシ

丑三つの村のシュウメイシのレビュー・感想・評価

丑三つの村(1983年製作の映画)
3.5
1938年、岡山県の農村で実際に起きた殺人事件を題材にしたサスペンス。

八つ墓村のモデルにもなった、津山事件を基にした作品。
通称、津山三十人殺し。病が原因で、兵役にも行けず、やがて村人達から後ろ指をさされていく若者が凶行に走っていく展開。
ジャケットのとおり半分ポルノ作品みたいになっちゃってるけど、実際に事件当時、夜這いの風習が色濃く残っていた地域だったようなので、わりと史実に忠実な作品だった。
Wikipediaで津山事件を調べてからの方が観やすいかも。

ホラー加減なら、断然金田一耕助の八つ墓村の方が上だが、これはこれでリアリティがあって怖かったです。
こんな事件が実際にあったと思うとゾッとする。
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