さとう

スキャナーズのさとうのレビュー・感想・評価

スキャナーズ(1981年製作の映画)
4.3
クローネンバーグの手腕が存分に発揮された一本。
迫真の顔芸と超アナログな人体破壊描写!

ド派手なCG超能力より、よっぽど現実的でリアルな作品です。
ストーリー自体、程よく練られていて十分楽しめますが、醍醐味はやはり人体破壊描写でしょう。
まず、冒頭の頭が爆裂するシーンで度肝を抜かれます。その後しばらくはサボっていますが、ラストの兄弟対決で再び見所。“カナダのジャック・ニコルソン”ことマイケル・アイアンサイドの迫真の演技! 白目を剥いたその顔にはぷくぷくと血管が浮き上がり、迫力満点です。
さとう

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