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WANTED/ウォンテッドの一人旅のレビュー・感想・評価

WANTED/ウォンテッド(1986年製作の映画)
3.0
ゲイリー・シャーマン監督作。

オランダ出身の名優:ルトガー・ハウアーが主演を務めた80年代サスペンスアクションの佳作です。

1958年から1961年にかけてアメリカで放送されたテレビドラマ「拳銃無宿」でスティーヴ・マックィーンが演じた賞金稼ぎ:ジョッシュ・ランドルに孫がいたという設定で、ルトガー・ハウアーが主人公のニック・ランドルを演じます。

現代のLAを舞台に、賞金稼ぎの主人公:ニックと中東の爆弾テロリストの攻防を描いたサスペンスアクションで、物語の展開はオーソドックスで工夫はさほどありませんが、ハウアー扮する孤高のバウンティハンターが魅せる渋さ満点の言動&立ち回りと爆破を交えた迫力溢れるアクションシークエンスが見せ場となっています。

ルトガー・ハウアー ファンなら観て損はない映画で、金で動いてきた賞金稼ぎが最後に言い放つ「ボーナスはいらねぇ!」の台詞が最高に恰好いいアクション物の佳作です。
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