2010年フランス・イタリア合作。「桜桃の味」「友だちのうちはどこ?」などのアッバス・キアロスタミ監督作品。
予想以上に良かった!!
有名男性作家の講演会に行ったファンの女性が、お礼として自己所有のアートギャラリーに作家を招待する(結果的にデートする)。
カフェで夫婦に間違えられた事をきっかけに、自然の成り行きで15年連れ添った「夫婦を演じる」ゲームを行う。
まさに本物の夫婦のようでした。価値観を押し付け合い、ケンカして怒鳴り合う。結婚記念日のお互いの行動に文句をつける。迫真の偽夫婦でした。
レビューが難しいですが…
映画の約9割がジュリエット・ビノシュと相手役(男性作家)との会話。一見つまらなそうなのに、これが全く飽きなかった。結婚生活や子供のことを真剣に話し合っていた。ただそれだけなのに面白かった。不思議な作品でした!!